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FXの損切りとは?目安とタイミングを徹底解説します

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目次

FXの損切りとは

「損切り」とは、自分がエントリーしたポジションと反対方向に相場が動いた場合、含み損が大きくなる前に自発的に決済することを指します。
損切りはFXに限らず株や商品先物などでも広く使われており、相場取引では基本的な手法です。
中でも相場の動きが早く、レバレッジを効かせた取引も行うFXでは、ひときわ必須となっています。

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損失を最小限に抑える必要コスト

価格が短期間に上下するFXでは、100%勝ち切ることは現実的にはできません。
どんなに成功している人でも勝ちトレードとと負けトレードを繰り返しながら、最終的なプラスを目指します。

どこかで必ずマイナスが出る以上、FXにおける損切りは「必要経費」とも言えるでしょう。


どうせ発生するコストなら、そこからのダメージを最小限に留める事が利益の最大化につながります。
むしろ損失を出さないことに拘ると、大きな失敗につながる可能性があるでしょう。
なぜなら、相場が予想と逆に行くほど含み損は増えていき、最悪ロスカットにあうからです。

損切りは自分の意志で負けを受け入れること

損切りはその時点での損失を確定させることになるので、ロスカットとも似ています。
違いは、ロスカットが外部からの強制的な決済であるのに対し、損切りは自らの意思で行うことです。

自分で損失を確定させる損切りは、言ってみれば自分の負けを認めること。
そこから心理的な負担も生まれますが、損失を抑えて資産を守るためには避けては通れぬ道なのです。

損切りはなぜ難しいのか?

そうは言っても、実際にうまく損切りするのは簡単なことではありません。
なぜなら人間は利益を得る達成感より、損失で痛みを受けたくない気持ちの方が大きいからです。


目の前の痛みを避けるために損切りを先送りし、「もう少し待てば相場は反転するだろう」という希望にすがります。
その結果、損切りに踏み切れないまま状況が悪化していくのが、FXで負ける典型的なパターンです。

必要なのは、あらかじめ損失を受け入れるラインを決めてルール化し、そこに差し掛かったら問答無用で損切りすること。
そうした意識や環境がないと、感情に振り回されてしまいます。
ルール通りに損切りする習慣を作ることが必要です。

損切りしないとどうなる?

最終的な利益を増やすには適切な損切りが必要ですが、損切りしないことで生まれるデメリットは他にも多岐にわたります。
ここでは、損切りしないことで生まれるマイナス面についてお伝えします。

  1. 9割勝っても1割の負けで全てを失うかもしれない
  2. レバレッジ取引でロスカット
  3. 損切りを先延ばしするとチャンスも失う
  4. トレードの改善につながらない

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9割勝っても1割の負けで全てを失うかもしれない

FX取引で多い失敗例が、「コツコツドカン」というものです。
これは、小さな勝ちを続けてコツコツ貯めた利益が、たった1回の負けでドカンとなくなることを意味します。

先ほど「人は利益よりも損失を避けたい」傾向があると述べました。
例えば、10万円の含み益が出ている状態を考えてみましょう。

多くの人は将来に向けて10万円の含み益をじっくり伸ばしていくより、この後相場が下がって含み益が減ってしまうことを恐れ、すぐに利益を確定させたくなります。
つまり、利益が出ている時は将来のリスクが気になり、悲観的になるのです。

その反対に、10万円の含み損を抱えた場合はどうでしょう。


今度は「ここから相場が上がるかもしれない」と楽観的に考え出し、目の前の損失の確定を先送りしたくなります。
先ほどは相場の反転を恐れてパッと手放したのに、今度は反転を期待して手離しません。


なぜなら、そうすることで目先の損失の痛みを避けられるからです。
しかしそのまま相場が戻らなければ、コツコツ貯めた利益はドカンと消えてなくなります。

レバレッジ取引でロスカット

一般の相場取引なら「ドカン」を先送りできても、レバレッジを効かせたFXではそうもいきません。
なぜなら、強制ロスカットがあるからです。

国内で最大25倍、海外であれば1,000倍も珍しくないレバレッジ取引では、相場が少し荒れただけで口座の資金が足りなくなる可能性があります。
ゼロカットを採用している海外口座なら残高ゼロで済みますが、国内FXでは借金が残ってしまうことすらあるのです。

しかもロスカットで資金をなくした直後に相場が戻り、そのまま持っていたら利益が出たのに!という結果もありえます。
そうなるとお金だけでなく、メンタル面でのダメージも甚大です。

FXにおいて重要なのは、勝率よりも損益額です。
勝率がどんなに高くても1回の大きな負けで覆されます。
大きな負けを避けるためには、傷が浅いうちに損切りしなくてはなりません。

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損切りを先延ばしするとチャンスも失う

損切りしないでポジションを持ち続けると、目先の利益の他にもマイナス面が出ます。


1つは、含み損が増えていくほど、ますます損切りしにくくなることです。
「ここで決済したら給料と同じくらいのお金が吹っ飛ぶ」と思うと、怖くて塩漬けにしたくもなるでしょう。


そうするうちに損切りのタイミングを失い、心理的にも追い詰められます。

また運良く元の値段に戻ってきても、そこまでに一定の時間がかかっているでしょう。
その間、どんなに素晴らしいトレードチャンスがあっても、ポジションに使った資金は動かせません。


エントリーできれば高確率で利益が取れる場面で、含み損が増えていくのを見ているだけ。

このように損切りしないと単純な損失だけでなく、利益を上げるチャンスを失い、心理的なダメージも受けてしまいます。

FXトレードの改善につながらない

自発的な損切りならば、そこで得た教訓を次のトレードで活かせるかもしれません。


しかし先延ばしをして追い詰められた挙げ句にやった損切りから学べることは皆無です。

たとえ損切りのタイミングを逃した後で相場が戻っても、それは運の問題に過ぎません。
次回につながるデータは取れず、再現性も乏しいでしょう。
損切りをしなかったことで得られる教訓は、「損切りはした方がいい」というだけで、他には特に得るものがないのです。

FXの損切りのやり方

ここからは、実際に損切りを行うに当たって必要なことを紹介しましょう。
損切りは、いつどのように行うかをルール化し、ルール通りに実践するのが大切です。
そのためには、自動予約を入れておくのが原則となります。
寝ている間に損切り価格になるかもしれませんし、急激な変動があった場合、手動では対応できない可能性があるからです。

  1. 逆指値注文(ストップ注文)
  2. IFD注文(イフダン注文)
  3. OCO注文
  4. IFO注文
  5. トレール注文

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逆指値注文(ストップ注文)

損切りの予約注文の中で、基本となるのが「逆指値注文」。
同じ予約注文に「指値注文(リミット注文)」がありますが、「指値」は今より相場が有利になったら決済されるもの、「逆指値」は不利になったら決済されるものです。
損切りは含み損が増えていく、つまり今より不利な状態で決済されるものですから、逆指値での注文になります。

すでに保有済のポジションに対して損切りの逆指値をする場合、新規の発注とは異なり、下記の設定画面となります(MT4の場合。以下同様)。

まず注文種別を「注文の変更または取消」とし、買いで入った場合は左の逆指値欄に今より安い損切り用の値段を入れます。
例えば米ドルを112円で損切りするなら、その金額を入力するということです。
その後、実際に112円にまで下がったら、売り注文が執行されます。

売りから入った場合はその逆です。
ドルが114円に上がった時点で損切りしようと思ったら、114円の位置に逆指値注文を入れましょう。
その後、実際に114円にまで上がったら、逆指値が刺さって買い注文が執行されます。

IFD注文(イフダン注文)

IFD注文は「IF-Done」を略したもので、新規の注文と決済の注文を同時に行う方法です。
注文の時点で決済方法に指値か逆指値かを選び、それが逆指値なら損切りとして、指値なら利益確定として機能します。

画面の中の順番が流れと逆で少し分かりにくいのですが、下段がエントリー、上段が損切り用の設定です。
中央の注文種別を「指値注文」にすると、下段の表示が開くので、そこにエントリー用の注文種別と価格を入れます。
上段の逆指値欄には、損切り価格を入力してください。

この例ですと、価格が112.5円になったら買い注文を執行し、112円になったら損切りをするという指定になります。

流れとしては、立てた後のポジションに逆指値で損切り注文を入れた、先ほどのやり方と変わりません。
ただエントリーと同時に損切り設定ができるので、手間を1つ少なくできます。
エントリーはしたが、逆指値注文をうっかり入れ忘れて損切りできなかった、という凡ミスも防げるでしょう。

OCO注文

OCO注文は、「One Cancels the Other」を略したものです。


先ほどのIFD注文では、決済の設定で損切り価格のみを入力しました。
それに対しOCO注文は、指値と逆指値の決済を同時にセットし、相場がどちらに動いても対応できようにするものです。
損切りはしたいが利益確定のチャンスも逃したくないというニーズに応える方法です。

保有しているポジションにOCO注文をかける場合、MT4では先ほどの「逆指値」と同じ設定画面を使います。

右の指値欄に価格を入れると、どちらか先に到達した方の決済が通り、もう片方はキャンセルされます。

またMT4では、新規の発注にOCOを加えることも可能です
というのはエントリーを「成行き」で行うことで、実際の予約注文部分はOCOのまま、発注から決済までを1クリックで完成させられるというわけです。

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IFO注文

IFO注文はIFD注文を発展させた方法で、指値と逆指値を同時にセットします。
IFD注文と同様、新規注文についての指定をした後、決済について指値と逆指値の両方で指定するのが違いです。


いずれかが執行されたらもう片方はキャンセルされ、そこで一連の注文予約が終了します。
一連の流れをまとめて注文するため、取引の全体像を把握しておかねばなりません。


MT4の場合、実はIFO注文とIFD注文とで設定画面は同じです。

指値と逆指値の欄の片方だけに入力があればIFD注文、両方にあればIFO注文になります。

トレール注文

トレール注文は、指定した損切り価格が相場に合わせて変動するのが特徴です。
一般の予約注文では指定した金額に価格が差し掛かると、その金額で決済されます。


しかしトレール注文では、相場が推移して含み益が出た場合、推移に応じて設定された金額を自動更新してくれます。

例えば110円で米ドルを買い、損切りラインを109円にしたとしましょう。
そこで期待通りに相場が上がり、112円になった場合、損切りラインを111円などに自動で上げてくれるのです。


その後、相場が下がって111円になったら、そこで売り注文が執行されます。
つまり相場が有利な方向に行ったら、利益で終わることもあるという、魅力的な方法です。
最初から相場が下がって109円になったら、設定した金額通りに損切りしてくれます。

MT4では、保有しているポジションに対して、後から追加設定する形になります。
追従していく幅を任意で決めたら、後は自動で決済されるまでお任せです。

設定できる最低幅は20ポイント。
55ポイントまでは選択肢があり、それ以上の数値や端数を設定したい場合は、カスタム設定から入力できます。

損切りのタイミングや目安の決め方

損切りは一定のルールで行うのが必須です。


しかしそのタイミングを見極めるのは、FX初心者にとって簡単なことではありません。
エントリーした価格とどれくらい離れたら損切りすればよいのか、目安の求め方はたくさんあるので、ここで紹介していきましょう。

  1. 相場の動きの節目を見極める
  2. 損失額で決める
  3. 値幅で決める
  4. チャート分析で決める

損切りラインの求め方は、大きく分けて損失額・値幅・チャートの3つです。
その中から自分のトレードスタイルに合ったものを探し、損切りの根拠にしてください。

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相場の動きの節目を見極める

損切りラインの決定に共通するのは、相場の動きの分岐点、つまりその流れの変化が決定的になる場所を見極めることです。
そこを超えても損切りしないと、含み損が増えてしまいます。

しかし早すぎる損切りも問題です。
というのも、流れが変わらず元の方向に戻った場合、意味のない損切りになるからです。
そういう無駄が続くと、いわゆる損切り貧乏に陥ります。

「このラインを突破して逆方向に行ったら、想定した動きと完全に流れが変わる」と判断できる節目を探り、そこを損切りラインにしましょう。
客観的な数値も目安になるので、安定した結果を残すためには無視するべきではありません。
しかしそれだけに頼らず、数値を参考にした上で相場を分析することで、損切りの精度は上がっていきます。

損失額で決める①総資金の2%以内に収める

想定される損失額を一定の範囲内に収めれば、典型的な失敗例である「コツコツドカン」を避けられます。

そこで定番とされているのが、総資金の2%を損失額が超えないようにすることです。
どんなに確実そうに見える「動きの節目」も、そこでの損切り額が2%を超えるならば、設定ラインとしてはふさわしくありません。

この「2%」という数値は、アレキサンダー・エルダーという人が出版した「投資苑2」が出典とされています。
そこでは成功したトレーダーを研究した結果、多くの人が1回のトレードの損失リスクを2パーセント以内に収めていたと報告されているのです。
実際にその数字が妥当かどうか、簡単な試算をしてみましょう。

●損失リスク=総資金の10%

スクロールできます
トレード投資額残資金元金比率
1回目100,000900,00090.0%
2回目90,000810,00081.0%
3回目81,000729,00072.9%
4回目72,900656,10065.6%
5回目65,610590,49059.0%

総資金が100万円で、損失リスクが10%の場合、FXトレードが連敗した時の残高推移は上記のようになります。
失敗が5回続いた時点で40万9,510円の損失となり、当初の資金が約59%にまで減ってしまう結果です。
こうなると一発逆転を狙って、FXトレードのやり方も荒れてきます。
無理な勝負を仕掛け、大敗する可能性も高いでしょう。

●損失リスク=総資金の2%

スクロールできます
トレード投資額残資金元金比率
1回目20,000980,00098.0%
2回目19,600960,40096.0%
3回目19,208941,19294.1%
4回目18,824922,36892.2%
5回目18,447903,92190.4%

総資金が100万円で、損失リスクが2%の場合、トレードが連敗した時の残高推移は上記のようになります。
失敗が5回続いた時点で9万6,079円の損失となり、資金は元の約90%です。
仮に10連敗でも80%が残ります。

これならダメージは少なく、無理な一発逆転を狙ったり、1回の投資額を無闇に減らしたりする危険も少ないでしょう。

ただし2%ルールは、あくまで平均的な考えで、全てのFX取引に当てはめるのは早計です。
相場の動きの大きな通貨ペアでは、2%程度の上下ではすぐに損切りラインに引っかかり、損切りとしてはあまり機能しない可能性もあります。


また、自分の勝率がどの程度かも関係します。
勝率が高く、5回連続で失敗することが少ないと思えるなら、もう少し余裕を持っても良いでしょう。

投資金額はポジションサイズと相関する

さて、簡単に2%ルールを説明しましたが、実際の損切りラインはポジションの大きさによって変わってきます。
また複数のポジションがある場合、損失額の想定はそれらの合計額です。

例えば50万円のポジションが2つある場合、それぞれ2%となる1万円を損切りラインにするのが基本となります。
しかし、片方で1%=5千円を損切りラインとしている場合、もう片方は1万5千円にしても問題ありません。
双方を足して総資金の2%=2万円に収まっていれば、大枠で2%ルールは守られます


ハイリスクハイリターンを狙ったポジションでは深めに設定し、ローリスクローリターンを狙ったポジションでは浅めにする、などの使い方もあるでしょう。

また同じ100万円の口座資金でも、一回のトレードに100万円を投入した場合と、10万円に抑えた場合とでは、リスクの評価は同じではありません。


投入額が100万円の場合、許容できる2万円の損失は投資額に対しても2%のマイナスです。
それに対して10万円の場合、2万円の損失は投入額の20%に相当するので、損切りラインをより深くできます。

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損切り設定からポジションサイズを計算する

見方を変えると、取れるリスクからポジションサイズを計算できます。
例えば2%ルールの場合、計算方法は「総資金×2%÷リスク金額(損切り幅)」です。

米ドル/円で100万円を投資し、損切り幅を0.1ドルにした場合を見てみましょう。
1ドル100円とすると0.1ドルは10円なので、2万÷10で最大2千ドルのポジションを取れることになります。
一方、円が絡まない通貨ペアでは、ドルでの計算をはさまなくてはなりません。


1ドル100円の場合、取れるリスクの2万円は200ドル。
例えばユーロ/米ドルで同じく損切り幅を0.1ドルとすると、200÷0.1で、2千ユーロまでポジションを取れます。
損切り幅を0.2ドルに広げると、200÷0.1で、1千ユーロが最大です。

こうした計算は面倒ですし、パーセントや投入資金、損切りラインの設定など可変する要素が複数あります。
そのため、ExcelやGoogleスプレッドシートなどで自動計算できるようにしておくと手間が省け、計算ミスも起きません。
FX業者がそうしたツールを提供していることもあるので、活用しましょう。

損失額で決める②利益と損失の割合を2:1以上に

エントリーの時点で想定しておきたいのが、損切り幅とともに、利益幅です。


いくら損切り幅を重視しても、取れる利幅(利食い幅)がそれより小さかったら、どんなに勝っても利益は大きくなりません。

例えば勝率が50%の時、利食い幅と損切り幅が全く同じだったら、最終的な収支はプラスマイナスゼロです。
これではトレードをしている意味がありません。
スプレッド幅を考えたら、むしろマイナスになります。

勝率が高ければプラスにはなりますが、それでも効率が良いとは言えないでしょう。
そこでおすすめなのが、利益と損失の割合を2:1以上にすることです。
この比率であれば、勝率が50%を割って40%になってもプラスで運用できます。

そして損切りラインは固定にしますが、利益確定については、相場の状況次第で広げていきます。
つまり2:1以上というのは最低ラインで、実際には3:1などを目指してみても良いのです。

具体的には、先ほど下限の目安を総資金の2%としましたが、これに1:2の比率を適用すると利食いの目安は4%以上というわけです。
逆に4%以上の利益が期待できない相場の場合、2%ルールより厳しいラインで損切りする必要があります。
するとそもそも、そこでエントリーするのは正しいのか?という疑問も出るでしょう。

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損失額で決める③固定の金額を基準にする

総資金や損益のバランスから損切りラインを求めるには計算が必要だったり、いくつかの要素で結果の数字が変わる不安定さがあります。


それよりFX初心者にとって簡単なのは、固定の金額を基準にしたもの。
例えば損失額が2万円になったら損切りするという方法です。

この方法のメリットは、損切りラインが分かりやすく、最大損失額も分かっているので安心した取引ができること。
損切りで生まれた損失額が一定になるので、資金管理も明快になります。

デメリットは、投じた資金などの要素と損切り額が無関係になり、トレードごとのリスクの許容度が変わることです。
中には2%ルールや損得比率などを破るケースも出てくるでしょう。
それで損切り額を減らしてしまうと、今度は無駄な損切りが増える懸念も出ます。

値幅で決める①価格に注目

ここまでは損失額に焦点を当ててきましたが、次に紹介するのは値幅で決める考え方。
例えば「買った価格から1円下がったら損切りする」という方法です。

他に、少し計算は必要となりますが「エントリーした時の価格から1%下がったら」なども、価格に注目した決め方になります。

価格の変動を目安にするのは、損失額を使うよりも実際の損切り価格が分かりやすいのがメリットです。
ただしその簡単さゆえ、判断材料の根拠に乏しく、値幅を逆に決めにくい面もあります。


また通貨ペアによって相場の傾向が違うため、共通して「○○下がったら」という基準を作るのも困難です。

過去の相場を分析したり、他の方法を組み合わせるなどして、妥当なラインを求めましょう。
同じ基準で損切りしていくと検証しやすくなるので、少ない金額でテストを繰り返していくのも有効です。

値幅で決める②pipsに注目

同じ値幅でも、ドルや円などの通貨そのものではなく、pipsを単位として基準にしていく方法もあります。
FX初心者はpipsを基にした考え方を早めに取り入れるのはおすすめです。

pipsはFXで使われる単位で、1pipsはその通貨ペアで設定された最小単位、米ドル/円なら「1pips=0.01円(1銭)」です。
よくニュースなどで「今日の円相場は1ドル100円39銭です」と聞くことがあると思いますが、この端数の部分にpipsが反映されています。

円が絡まない場合は通貨ペアごとに設定され、ユーロ/米ドルであれば、1pips=0.0001ドル(0.01セント)です。
FXでは多くの通貨が取引されますが、pipsという単位を使うことで、価格の変動や損切り幅などを共通して理解できるようになります。

例えば同じ米ドル/円の損切りで「2万円の損失が出た」場合でも、投じた資金が100万円と1億円とでは、パフォーマンスの評価が変わるでしょう。
そのままではピンと来ませんから、pipsを単位にしてみましょう。
すると前者の損切りラインは200pips、後者は2pipsと明確に表現ができ、大きな違いがあるのが分かります。

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FXトレードスタイルとpipsの関係

損切りはトレードスタイルによっても適正な数値が変わります。
エントリーしてから決済するまでの時間が短いほど、小さな利益を積み上げるのに対し、期間が長くなるほど大きな利幅を狙っていくことになるからです。
これをpipsで表現すると、通貨ペアに関係なく損切りの目安にできます。

スクロールできます
トレード手法トレード時間の目安損切り目安pips
スキャルピング数秒~数分数pips未満
デイトレード数時間〜1日数~数十pips未満
スイングトレード数日~数週間数十~数百pips未満

短時間で決済するスキャルピングでは数pips程度、その日のうちに利益を取るデイトレードでは数十pips程度が目安になります。
それ以上の中長期で取引を行うスイングトレードなら、100pips前後までは損切りせずに様子を見たいところです。

例えば米ドル/円で見ると1pips=0.01円なので、スキャルピングなら数銭以下、デイトレードなら0.5円程度が目安になります。
もし1ドル100円で1万ドルのポジションを立てたなら、5000円程度のマイナスが損切り額です。

チャート分析で決める①直近の最安値

損失額と値幅に続いて最後にお伝えするのが、過去の値動きのチャートを使ったチャート分析で決める方法です。
チャート分析には非常に多くの種類がありますが、ここではシンプルなものに限定してご紹介します。

まずもっとも取り掛かりやすいのが、直近の最安値を基準にする方法です。
これはチャート分析において、前回に付けた安値を維持できずに割り込んだ場合、トレンドが転換して下落に向かう可能性が高いことが根拠になります。

どの期間の中での最安値を参考にするかは、トレードスタイルによって変わります。
スキャルピングでは数分~数時間、デイトレードでは数日~1週間、スイングトレードでは数ヶ月程度まで遡って確認しましょう。
ただし100%確実なものではありませんので、あくまで目安とし、他の判断方法とも組み合わせてください。

チャートで決める②サポートラインを下回ったら

チャート分析ではさまざまなラインを使って、エントリーや決済のタイミングを探っていきます。

まず覚えておきたいのが、レジスタンスラインとサポートラインです。


一定の範囲で相場が上下する相場において、上の高値をつないだ線をレジスタンスライン、下の安値をつないだ線をサポートラインと称します。
そして価格がこれらの範囲を超えたら、その方向にトレンドが生まれる可能性が高いのです。

ここから、買いポジションならサポートライン、売りポジションならレジスタンスラインから少し外れた部分を損切り候補にできます。
ラインと同じ場所だと、そこからまた反転してしまう可能性があるので、明確にラインを抜けたと判断できる価格にするのがポイントです。

安値を参考にするという意味では先ほどと同じ方法ですが、複数の安値をつないだ分、信用度は高くなります。
反面、どことどこを結ぶかのという問題が入ってくるので、一定の経験値も必要です。

またレジスタンスラインとサポートラインは、対象の期間が長いほど強く機能し、信用度が高まります。
期間が短いスキャルピングなどでは、あっさり突破されてしまうことも多いので、参考程度に留めてください。

チャートで決める③ダウ理論によるトレンド転換

チャート分析である「ダウ理論」では、トレンド転換の目印とされるパターンがいくつも定義されています。
先ほどのレジスタンスラインとサポートラインもその1つですが、トレンドの転換を予想してエントリーした場合、予測が外れた(転換が拒否された)と判断される地点を損切り候補にするのがセオリーです。

例えば上昇トレンドの頂点でヘッドアンドショルダー(三尊天井)が形成された場合、ここから下落に転じると判断し、売りポジションを立てます。

しかしその後、3つ目の山を超えて相場が戻ると、ヘッドアンドショルダーの成立が否定されたと見なされるのです。
すると価格は再び上昇トレンドとなるため、損切りしなくてはなりません。

このように、ダウ理論によるトレンド転換を根拠にエントリーした場合、損切りラインも半ば自動的に導かれるのです。
ただし損切り地点は複数あることも多く、ヘッドアンドショルダーでは②や③も損切り候補となります。

どこを選ぶか、あるいは何回かに分けて決済するかは、相場の状況やトレードスタイルによっても変わってくるでしょう。
チャート分析には他にも、ボリンジャーバンドやエリオット波動などさまざまな方法があるので、自分に合ったものを組み合わせて使うようにしてください。

FXで損切りをするときの注意点

損切りに関して、テクニック的にはここまで述べてきた内容で、概ね全体像が掴めます。

しかし、それだけで損切りが自在にできるものではありません。「頭では分かっているのに実際に実行するのは難しい」のが損切りだからです。
そこでここでは実際に損切りをするときの注意点や、失敗する時の典型的なパターンなどをご紹介します。

  1. 自分で損切りルールを作る
  2. エントリーした時間足で決める
  3. 損切り幅が大き過ぎる
  4. 損切り幅が厳し過ぎる
  5. 数値を目標にし過ぎる
  6. ルールが適切か定期的に見直す
  7. ルールに従い感情を持ち込まない
  8. 小さなポジションで少額スタートから
  9. レバレッジはかけすぎない
  10. 色々な通貨に手を出さない
  11. 間違った成功体験は忘れる
  12. トレード記録を付けよう
  13. 利益より損失を抑えることを意識

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自分で損切りルールを作る

損切りには何らかの根拠が必要です。
なんとなくの感覚ではなく、客観的なルールを作って基準にしてこそ、分析や改善も可能になります。

そこで大事なのが、自分でルールを作ることです。
損切りには人の数だけやり方があります。


個々の方法や考え方は説明できますが、それをどう取り入れるかは、自分の判断次第。
書いてあるルールをコピペするのではなく、そこにある根拠を理解し、長所や短所も把握しましょう。
そうすることで精度が高まり、ルールへの信頼感も高まります。


すると相場が逆方向に行っても自分が決めたルールに自信が持て、迷わず損切りできるようになるでしょう。

迷いは損切りの大敵です。
利益を確定させる決済とは異なり、損切りではルールを一切変えるずに、冷徹にポジションを切り捨てる強さが求められます。

エントリーした時間足で決める

スキャルピングとスイングとでは損切りラインが異なるように、見ている時間足が異なると、損切りラインは変わってきます。
例えば1分足で入ったエントリーの損切りラインを、4時間足のチャートで判断するのは、かなりの無理があるでしょう。
時間足が変われば、そこから得られる情報や判断材料も、異なるものになってしまいます。

もちろんチャート分析を行う場合、環境認識をするため上位の時間足から確認し、最後に短い時間足でエントリーするなどはあるでしょう。
損切りについても、環境認識自体は悪いことではありません。
しかし最終的な決済判断は、エントリーと同じ時間足で行うようにしてください。

損切り幅が大き過ぎる

FX初心者のうちは目先で大きな利益をあげたい気持ちが強く、そこを基準にするので、損切り幅も利益に見合った大きなものになってしまう傾向があります。
しかしそうしたハイリスクハイリターンなトレードは難易度が高く、多くのFX初心者は多額の損失を出して終わる結果になりがちです。

FX取引で重要なのは、いかに損失額を小さくするかで、コツコツドカンは最も避けねばなりません。
大きすぎる損切り幅は、本来の損切りの意味を果たすことなく、破綻につながってしまうこともあるでしょう。

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損切り幅が厳し過ぎる

逆に安心安全でドカンを避けて堅実に行こう、と思い過ぎて、損切り幅が小さくなり過ぎるのも問題です。


ほんのちょっとした変動にも損切り設定が刺さってしまい、エントリーと損切りの繰り返しが続く展開になってしまいます。

トレンドの転換地点を狙うにしても、本来であれば少し外れたポイントに設定し、確実性を上げるのがセオリーです。
そのマイナス分がもったいないと思って外し方を弱めると、結局トレンドが転換しなかった場合、損切り分だけ持っていかれる可能性が高まります。
しかもそのままトレンドが想定方向に伸びて「損切りなんかしてなかったら、儲かったのに」という思いが残っても後の祭りです。

数値を目標にし過ぎる

客観的な数値は「なんとなく」が理由の損切りをなくすには有効ですが、100%それを信じて目標にすると、痛い目にあってしまうでしょう。
相場は常に生きており、外部環境も変化します。
過去や数値は参考になりますが、目の前の相場を見ないと正しい判断はくだせません。
最初から数値ありきになってしまうと、ときには必要以上に深いラインでの設定となり、損失額が無駄に増えてしまうこともありえます。

例えば「毎回必ず50pipsで損切りする」などのルールは、あまりに硬直しすぎです。
数値優先は資金管理が簡単になるメリットはありますが、実際の市場における最敵な損切りポイントは、毎回同じではありません。

ルールが適切か定期的に見直す

一回作ったルールは、それが本当に有効かどうか、ある程度使い続ける必要があります。
しかしどこかで一旦整理し有効性を検証しないと、FXトレードの質は改善されません。
立てたルールが適切かどうか、定期的に見直す作業が必要です。

勝率と損益のバランスはどうか、実際にどういう場面で損切りとなり、どんな場面で利益になったか?
それらを記録して振り返り、改善策を考え、今度のFXトレードで再び実践と検証を繰り返します。
とくに損切り幅が大き過ぎて無駄な損失が出ていないかや、逆に小さすぎて無駄な損切りが多発していないか、などは注意すべきポイントです。

ルールの見直しを定期的に行うため、分かりやすいよう、週末や月末など日程を決めておくと確実です。

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ルールに従い感情を持ち込まない

決めたルールを守るためには、判断の場に感情を持ち込まないことが不可欠です。
損を確定させる所に感情が入ると、人はどうしても迷いが出ます。


「このまま持っていれば相場が回復し、損を出さずに済むのではないか?」「決済さえしなければ含み損が増えるだけで、実際に損失が出たことにはならない」など、自分に都合の良い解釈をしたり、現実逃避に走ったりするからです。

感情に流された結果、損切りラインをズルズル移動させたり、全部決済しないでポジションの一部を持ち続けたりしてはいけません。

その逆のパターンもあります。
まだ損切りラインに届いていないのに、膨れていく含み損が怖くなり、我慢できずに衝動的に損切りするのも同様です。
せっかく考え抜いた損切りルールも、それが守れなかったら意味がありません。

小さなポジションで少額スタートから

ここまではルールに関する注意点でしたが、ここからはルールを守った上での注意点について述べていきます。

FXで着実に利益を出すには、何よりリスクコントロールが大切です。
例えば、立てるポジションは大きいほど得られる利益も増えますが、その分負けた時の損失額も大きくなります。
本来そうしたリスクを抑えるために必要なのが損切りですが、その技術が十分に身に付いていないと、資金管理をうまくコントロールできません。


まだFX初心者で経験値が少ないうちは、過度に大きなポジションを持たないようにしてください。

最初のうちはそうして小さなポジションに留め、実力を付けることを意識しましょう。
やがてFX取引に慣れて、損切りも的確にできるようになったら、少しずつポジションのサイズを増やして行けばよいのです。

レバレッジはかけすぎない

ポジションの話とも関連しますが、FX初心者のうちはレバレッジのかけすぎにも注意が必要です。


手持ちの資金を全てハイレバレッジにつぎ込むと、一瞬で資金がなくなる危険もあるからです。
レバレッジゼロのFX取引ならたった1000円で済む損失も、国内FXなら2万5千円、海外FXで見られる1,000倍なら100万円もの損失に膨れ上がります。


口座資金が100万円より少なかったらロスカットされて残金ゼロです。

少額で大きなポジションを持てるハイレバレッジは魅力的ですが、一般のFX取引以上に緻密な損切りが必要になります。
最初のうちはローレバレッジで、無理なポジションを作ることなく、負けても問題ない範囲での利用に留めましょう。

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色々な通貨に手を出さない

国内FX業者では20〜30種類、海外なら数十種類以上の通貨ペアでFX取引ができるのがFXの魅力です。
しかし多くの通貨ペアに手を出すと、全てがどっちつかずになってしまいます。


通貨ペアの分だけチェックすべき情報が増えますし、マイナーな通貨はそもそも情報量がありません。
相場の状態も通貨ペアによって違いますし、上下が激しい・安定しているなど相場の特徴も異なります。

いきなり複数の通貨ペアに手を出すと、効果的なFX取引がなかなかできません。
まずは1つか2つの通貨ペアにに絞りましょう。
そこで相場の動きと損切りの関係が身に付いたら、他の通貨ペアも始めるようにすれば良いのです。

「ポジポジ病」という病

「コツコツドカン」と合わせてよく使われるFXでの不名誉な言葉が「ポジポジ病」です。


ポジポジ病のポジは「ポジション」のことで、常に何かのポジションを持っていないと不安になり、チャンスじゃなくてもやたらとエントリーしてしまうことを指します。

一般的にポジポジ病は、無駄なエントリーを問題視しますが、損切りからの視点では無駄な損切りを発生させる元凶です。
そもそもエントリーの時点で大した根拠がないため、損切りするにも大した根拠が見つけにくくなるでしょう。
すると損切りの精度が下がるため、通常のエントリーより、資金状況が悪化していく可能性が高まります。

逆に言うと、もしポジポジ病でも大きな損失を出していないようなら、それは損切りがうまくいっている証拠です。
そんな人はエントリーの精度を上げれば、勝率や利益率が上がるでしょう。

FXでの間違った成功体験は忘れる

損切り失敗の多くの要因が先送りです。


そこでは「損切りしないで寝かせておいたら相場が戻り、含み損がなくなった」。
だから「損切りしなくてよかった」という成功体験が元になっているケースが少なくありません。

この成功体験が厄介なのは、冒頭でも紹介した「利益を得る達成感より、損失で受ける痛みを避けたい」という人間心理の存在です。
一度生まれた含み損がなくなったことで、まさに損失の痛みが回避され、強烈な記憶となって残るのです。

だからと言って、損切りしない方が良いというのは、間違っています。
確かに損切りラインを超えて相場が戻り、利益を出すことさえあるでしょう。
しかしそれは偶然であり、再現性はありません。
「相場が戻って来た」成功体験は意識して手放さないと、損切りがいつまでも軽視され、最終的には「相場が戻って来なかった」ことで大敗をもたらします。

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FXのトレード記録を付けよう

損切りの改善には検証と改善が欠かせませんが、それには元となるデータがなくては始まりません。
そこでおすすめなのが「トレード記録」を付けることです。
トレード記録とは文字通りトレードに関する情報で、具体的には次のデータを取ることです。

  • 通貨ペア
  • 取引数量
  • エントリーの日時
  • エントリーの根拠
  • 損切りの設定
  • 決済した日時
  • 決済した根拠
  • 決済した価格
  • 取引の損益
  • 決済後の相場の動き
  • 改善点や反省点

数値的なことだけでなく、損切りの根拠が適正だったかや、失敗した場合の共通項はあるかなども分析します。

利益より損失を抑えることを意識する

最後に、有名な投資家であるジョージ・ソロス氏の言葉をご紹介しましょう。

「まずは生き残れ、儲けるのはそれからだ」ジョージ・ソロス

個々のテクニックや注意点は間違っていないし、FXをやる以上、利益を第一に考えるのも当然です。
しかし初心者が陥りやすいのは、資金を全額なくし、FXから強制退場させられてしまうこと。
そうなれば、利益もなにもありません。FX取引が続けられなくなったらお終いです。

いくら利益を出しても、大きな損失を出せば1回で全てを失う危険があります。利益より損失を抑えることを意識し、「まずは生き残る」ことを最優先にしましょう。

FXで損切りできる人・できない人の特徴

損切りができる人とできない人とでは、トレードのパフォーマンスに差が出ます。
それが分かっていながら、どうして損切りが苦手な人がいるのでしょうか?
ここでは、損切りが上手くできる人とできない人の特徴をお伝えしましょう。

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FXで損切りができる人

損切りが確実にできる人は、資金管理やリスク管理の重要性をしっかり認識しており、エントリーや損切りも全て計算した上で取引に臨んでいます。
エントリーとともに損切りの予約を注文し、結果的に損失を出しても全くあわてません。
万一感情が高ぶっても、その状態で取引を続けることはなく、一旦離れてクールダウンします。

結果、次のような人物像が浮かび上がります。

  • 損切りラインの見極めができ、リスクコントロールがうまい
  • それをルール化して、随時改善を繰り返す
  • そして機械のように冷徹に損切りする

人物像が浮かび上がります。
一言でまとめるならば、「損切りができる人は、損切りを嫌がらずに受け入れる人」と言えるでしょう。

FXで損切りができない人

損切りができる人の特徴を反対にすると、できない人の人物像が浮かび上がります。


まとめるならば、「損切りができない人は、損切りを嫌がって受け入れない人」です。
少しでも損をするのが許せず、FXトレードを始める時にも損をするとは考えません。
得をしている自分の未来像しか見えず、損をする未来から逃げ続けます。
だから実際に損をしたらやたらと落ち込み、あるいは感情的になって、一か八かのギャンブル大勝負に打って出ます。

結果、次のような人物像が浮かび上がります。

  • 損切りが適当、あるいは何も考えず、リスクコントロールもできていない
  • 当然まともなルールや改善もなく、同じ失敗を繰り返す
  • 最後は感情的に勝負して損切りする間もなくロスカットされる

損切りに失敗する人は、損失を避けたい気持ちが強すぎて、逆に損をしてしまうのです。

FXで損切りできる人になるには

つまるところ、FXで100%勝ち続ける事は不可能です。だから損切りも受け入れるしかありません。
どうせ受け入れるのなら、損切りをポジティブに捉えましょう。

なぜ「損切りを受け入れない人」になってしまうかと言うと、受け入れてしまうと、次のように自分の過去や能力を否定することになると思うからです。

  • 勝つことしか考えていなかった
  • 自分が作ったルールや情報が通じなかった
  • トレードに使った時間や苦労が無駄になった

しかし、そもそも損切りは、予測を立てた片方の結果に過ぎません。
つまり想定の範囲内なのです。

「自分の予想は当たっていて、失敗などしていない」という受け取り方をしてください。
もっと言えば、「損切りによって、わけの分からなくなった相場からいち早く撤退できた。これは勝利に等しい」と考え、自分の過去や能力を肯定しましょう。
損切りを嫌がらずに受け入れた時が、FXで損切りできる人への第一歩です。

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