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FXニューヨーク時間とは?値動きの特徴と手法、注意点を解説します

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目次

FXのニューヨーク時間とは何か

ニューヨーク時間とは、その名称が示す通り、アメリカにあるニューヨーク市場が開場している時間帯のことです。


この時間帯はアメリカ国内のトレーダーを中心に、時間帯が近いカナダや南米、また時差の関係で前半はヨーロッパのトレーダーが多く参入してきます。

まずは具体的に何時から何時を指すのか、見ていきましょう。

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FXのニューヨーク時間(アメリカ時間)には、サマータイムと冬時間がある

欧米の多くの国では「サマータイム」が導入されています。
サマータイムは夏の日照時間が長い季節に、時計の針を1時間早めて社会生活を送るという仕組みです。

なおFXはオンラインで24時間トレードができますが、目に見える建物や広場などで「ニューヨーク市場」が開かれているわけではありません。
そのため市場時間とは言っても物理的な意味で決まっているものではなく、金融機関の営業時間などとの関係から、一般的には下記の時間帯がニューヨーク時間とされています。

  • 夏時間:
    日本時間の午後21時~翌午前6時
  • 冬時間:
    日本時間の午後22時~翌午前7時

東京とニューヨークとの時差は14時間です。
ただしサマータイムは冬時間に比べて時間が1時間ほど早まるので、夏時間での時差は13時間となります。
現地時間では、いずれも午前8時〜午後17時です。

夏時間と冬時間との切り替えは、3月中旬と11月上旬に行われます。
3月〜11月の間は夏時間、11月〜3月の間は冬時間です。

実際に切り替わる瞬間は、3月第2日曜日の午前2時と11月第1日曜日の午前2時(いずれも現地時間)で、曜日が基準となります。
そのため、カレンダー上の日付は、その年によって変わります。
実際にどこで切り替えが行われるか、3月と11月が近づいたら、あらかじめ確認しておきましょう。

ニューヨーク市場は、世界三大市場の1つ

FXでは「ニューヨーク市場」「東京市場」「ロンドン市場」を「世界三大市場」と呼んでいます。


この中で、世界でも2番目に大きな取引量を持っているのがニューヨーク市場、すなわちニューヨーク時間です。

国際決済銀行(BIS)による為替取引量(2022年)」を見ると、イギリス(ロンドン時間):38.1%・アメリカ(ニューヨーク時間):19.4%・日本(東京時間):4.4%となっています。

ロンドン時間には及ばないものの、東京市場に比べるとニューヨーク市場の規模の大きさが分かるでしょう。

また後述しますが、ロンドン時間とニューヨーク時間は時差の関係で一部の開場時間が被っているので、欧州のトレーダーもニューヨーク時間に参入しています。
このことから、ロンドン時間とニューヨーク時間は、ある程度まとめて考えるのが良いでしょう。
この機会に、その特徴などをぜひ把握しておいてください。

サラリーマンや副業FXトレーダーと相性が良い

ニューヨーク時間は、日本の人たちと相性の良い時間帯と言えます。
なぜなら、市場が開く時間が遅いため、プライベートな時間を充てやすいからです。

夜の21時(夏時間)や22時(冬時間)には、多くの人が家に帰っているでしょう。
そして一般的に見て、寝るにはまだ少し早い時間帯です。

仕事などの関係で自由にFXトレードできる時間が限られる多くの人にとって、ニューヨーク時間は取り組みやすく、相性が良いと言えます。

逆に、昼間は時間に余裕がない多くの人にとっては、このニューヨーク時間で勝つしかないでしょう。
FXの初心者こそ、東京時間やロンドン時間ではなく、夜中に始まるニューヨーク時間に特化したトレードスキルを磨くだけの価値があります。

「どの時間帯でもそれなりに使える」一般的なスキルも大事ですが、「ニューヨーク時間でしか使えないが効果の高い方法」も見逃せません。
特に次のパートで紹介する時間帯ごとの特徴には、注目しておきましょう。

FXニューヨーク時間の特徴

ニューヨーク時間では、どのような値動きを示す傾向があるのか、その特徴について見ていきましょう。

大きく流れを見ると、FX市場が開いている間は下記のような流れで動きます。


時間は全て冬時間での日本時間です。

  • 22時~24時頃:
    ロンドン時間と被り一日の中でも取引量が最大となり、開場後から活発な値動きをする
  • 22時30分頃〜:
    この時間帯に重要な経済指標が発表されることが多く、市場が大きく動く可能性がある
  • 23時:
    オプションカットが行われ、市場が影響を受けることがある
  • 24時〜3時:
    現地が昼休みに入るなどしてチャートが落ち着く
  • 3時〜:
    ロンドン市場が閉まり、値動きが急激に低下する
  • 7時:
    ニューヨーク市場の終了が近づくと駆け込み決済が集中して再び相場が動くことがある

以下では、これらの値動きについて詳しく見ていきます。

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ロンドン時間とのオーバーラップなど、時間帯の癖を掴もう

ニューヨーク時間の特徴を一言にまとめれば、前半は取引が活発で値動きも大きいが、後半は一転して静かになる傾向があるということです。
ニューヨーク時間にはロンドン時間と被る時間帯があるなど、いくつかの特徴があります。
まずは時間帯ごとの値動きやイベントなどを順に紹介していきましょう。

  • ニューヨークの午前中は値動きが非常に活発になる
  • 開場して3時間後(現地の午前11時)にオプションカットがある
  • 現地が午後に入ると相場が落ち着く
  • 現地の午後17時でニューヨーククローズ

ニューヨークの午前中は値動きが非常に活発になる

ロンドン時間と被る時間帯のことを「オーバーラップ」と言います。

オーバーラップはニューヨークが開場した瞬間から始まり、すぐに活発な取引が行われるのが特徴です。
ニューヨークが開場した時、ロンドンでは既に午後に入っています。
次第に市場の終了時間も近づいて来る時間帯です。

しかしロンドン市場は仮にも世界一の取引量を誇っています。
そのボリュームに加え、ニューヨーク市場の開始による刺激も受け、ロンドンでは再度取引が活発化していきます。

また、ニューヨークで業務として取引に当たっている金融機関の担当者や大口FXトレーダーは、その日の主要な取引を午前中に終わらせる傾向があります。
その大口取引とロンドン市場との相乗効果で、開始早々のニューヨーク時間は大きな値動きをしやすくなるのです。

具体的には、日本時間の午後22時〜午前0時頃(夏時間では午後21時〜午後23時頃)の間が、大きな利益を上げる絶好のチャンスとなります。
ただし値動きが大きい分、損失も大きくなる可能性があるので注意しましょう。

オーバーラップは、ロンドンの取引時間が終わるまで続きます。
ロンドン市場の閉場はニューヨーク時間の正午、日本時間では午前1時(夏時間では午前2時)です。

閉場が近くなると取引量は落ちてくるので、その前の時間帯の方が市場が活発に動く可能性が高いでしょう。

開場して3時間後(現地の午前11時)にオプションカットがある

現地時間の午前11時、日本時間の午前0時(夏時間では23時)に、「ニューヨーク・オプションカット」と呼ばれるイベントがあります。

オプションカットとは、ニューヨーク市場で通貨オプションの権利を行使できる、最終的な期限です。
この時間が迫ると、相場は多くのオプションが入っている価格帯に近づく可能性が高まります。

例えば、米ドル/円の価格が130円の時、大量のオプションカットが131円に入っていたとしましょう。
するとオプションカットである現地時間の午前11時が近づくにつれ、相場が131円の方に進みやすくなるのです。

時間的には開場直後の値動きが少し落ち着く頃に当たるので、再び急な値動きを見せることがあるかもしれません。
必ずそうなるというものではありませんが、ニューヨーク時間にはこのようなイベントがある事は覚えておきましょう。

現地が午後に入ると相場が落ち着く

オプションカットが終了すると、1日の中での流れが大きく変わります。

まず、ニューヨーク時間の正午になると、ロンドン市場が閉場し、オーバーラップが終わります。
ニューヨーク市場では午前中は大口取引により取引量が増え、値動きが活発化しますが、それも一段落するでしょう。

落ち着く目安となるのが、日本時間での午前0時〜2時頃(夏時間)や午前1時〜3時頃(冬時間)です。
この時間は、現地では午前11時〜午後13時頃に当たります。
つまり、午前中の仕事が終わって昼休みに入る時間帯です。

日本時間でも、もう寝ないと翌日に響く時間ですから、その日の取引を終了するには良いタイミングと言えるでしょう。

現地の午後17時でニューヨーククローズ

ニューヨーククローズでは、1日の取引の区切りを、ニューヨーク市場の閉場である現地時間の午後17時に合わせています。
世界中のFX業者もそれに準じ、便宜上の決まりにすることで、様々な処理を行うのです。
日本時間では、午前7時(夏時間では午前6時)が該当します。

ニューヨーク市場の閉場時間が基準となっているのは、米ドルが世界の基軸通貨であり、取引量も最大となっていることが大きな理由です。
米ドルを発行するアメリカの市場であるニューヨーク市場を基準にするのは、世界的に見ても合理性や利便性が高いと言えるでしょう。

国内・海外を問わず、多くのFX業者がニューヨーククローズの時間指定を採用しています。
クローズした時点での価格を参考にして、スワップポイントの算出(ロールオーバー処理)をしたり、サーバのメンテナンス時間に充てたりしているのです。

トレンドが変わりやすい

取引量の多いニューヨーク時間は、トレンドが転換しやすい時間帯としても知られています。


その原因の1つには、重要な経済指標の発表がニューヨーク時間に行われることがあるでしょう。
特に事前の予想と大きく異なる内容だった場合、市場がショックを受けて相場が乱高下することも珍しくありません。

その逆に、それまでのトレンドがますます進むケースもあります。
それまでのトレンドとは、先に市場が開いているロンドンでの流れであり、それを引き継ぐということです。

ただしロンドン時間でFX取引しているイギリスや欧州のトレーダーの多くは、ロンドン市場が閉じると退場していきます。
それもあり、ロンドン時間が終わるニューヨークの正午(日本時間の午前1時(夏時間では午前0時)が、トレンド終了の目安になるのです。

経済指標や要人発言などが及ぼす影響が大きい

ニューヨーク時間における値動きの特徴は、定期的に発表される経済指標の内容次第で、相場が大きく乱高下するのが定番となっていることです。
発表の重要度が大きいほど相場への影響は増し、内容によってはそれまでのトレンドが一気に反転してしまうこともありえます。

これは世界一の経済大国であるアメリカの経済事情は世界に影響を与えること、そしてその内容に基軸通貨であるドルが激しく反応することで、殆どの通貨ペアに余波が及んでしまうのです。
ドル/円であれば、瞬間的に1〜2円もの値動きを見せることも珍しくありません。

数ある指標の中でも特に重要なのは、雇用統計やFOMC(連邦公開市場委員会)の政策金利の発表です。
特に雇用統計は、毎月第1金曜日の午前8時30分(現地時間)に発表されることが分かっているので、FXトレーダーにとっては月に一度の恒例のお祭りのような存在になっています。

実際には発表の少し前から不穏な動きをすることもあるので、このような時間帯に無用意にポジションを持ったまま突入するのは、非常に危険です。

スプレッドが狭くなりやすい

スプレッドは、取引量の多い時間帯になると幅が狭くなる傾向があります。

ニューヨーク市場では欧米の多くのFXトレーダーが活発に取引を行い、その取引量は世界の中でも第2位です。
特に前半は大口の取引が集中するため、スプレッドが狭くなる可能性が高いでしょう。
つまりニューヨーク時間で取引を行うことで、他の時間帯に比べて取引コストを抑えられるのです。

ただし重要な経済指標の発表などで相場が急変したり、事前に急変が予測されたりすると、スプレッドは逆に大きく広がってしまうこともあります。
ニューヨーク時間での取引では、そのようなイベントの有無や発表時間をあらかじめ調べておくようにしましょう。

機関投資家やAIが積極的に参入してくる

ニューヨーク時間はロンドン時間や東京時間と並ぶ大きな規模を持っているので、機関投資家やヘッジファンドなどの大口トレーダーがこぞって参入してきます。
こうしたFXトレーダーは潤沢な資金を持っているため、それを使ってある程度市場をコントロールすることができます。

例えば多くの人が損切りラインを置いてあるポイントを狙って相場を動かし、それらをヒゲ先で刈り取った後、再び元の方向に戻していくような操作です。
これにより負けたFXトレーダーたちの損切り分が、自分たちの利益として転がり込んできます。
一般のトレーダーがこれに逆らうことは難しく、できることと言えば、そうした動きに便乗することくらいでしょう。

またAI(人工知能)を使ったファンドが活発的に参加してくるのも特徴です。
一般的な機関投資家やヘッジファンドとは違い、東京時間やロンドン時間では、このようなAIはニューヨーク時間ほどは稼働していないと言われています。
これは市場規模に加え、AIの開発や運用がアメリカ国内で行われていることも関係しているかもしれません。

ニューヨーク時間のFXは難しい?

各時間帯を比べた特徴として、FXの初心者がニューヨーク時間で勝つのは難しいという説があります。
実際の所はどうでしょうか?
そう言われる原因は、下記のような内容です。

  • 市場の流動性が高く、相場を掴みにくい
  • 日本時間では深夜になるので注意力が低下してしまう

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FX市場の流動性が高く、相場を掴みにくい

ニューヨーク時間は取引量が多いため、東京時間よりも値動きが激しくなりがちです。


また値動きが大きいのはロンドン市場も同様ですが、トレンドが伸びたり転換したり、あるいは乱高下するなど先行きが読みにくいとも指摘されます。

特にFX市場が開いてすぐの時間帯は相場が活気付くので、利益を出せるチャンスと、損失を出すリスクとが同居しているとも言えるでしょう。
また先ほども説明したように、重要な経済指標が発表されると、相場が大きく混乱することもよくあります。
そうした情報を持っていなければ、動きに翻弄されてしまうでしょう。

ただしそれらは事前に分かっていれば、避けたりするなどの対処が可能な特徴です。


通常の値動きであれば、テクニカル分析などをきちんとすれば、そうそう理解を超えた動きをすることはありません。
また前半と後半で動きの傾向が異なることも、多くのFXトレーダーは理解をしています。

つまりニューヨーク時間で相場が掴みにくいというのは、その多くが経験や知識の不足が原因です。
逆にニューヨーク時間に関する理解が深ければ、寧ろ相場は掴みやすくなるとも言えるでしょう。

日本時間では深夜になるので注意力が低下してしまう

もう1つの指摘は、そもそも取引するのには向いていないという、かなり身も蓋もない話になります。

ニューヨーク時間は、日本時間の午後23時〜午前7時(夏時間は午後22時〜午前6時)です。
終わる頃には、多くの人にとって起きる時間になっているでしょう。

いわゆるニューヨーククローズに当たる時間までFX取引していては、毎日徹夜になってしまいます。
確かにそれでは寝不足に陥り、取引をするようなコンディションも維持できません。
少なくとも昼間は働いている人にとって、ニューヨーク時間の全てでFX取引をしていたら、勝つどころの話ではなくなってしまいます。

現実的には、ニューヨーク時間の前半のみ、それも最初の2時間程度に絞って取引するのが賢明です。
それなら午後23時〜午前1時(夏時間は午後22時〜午前0時)となり、かなり現実性が出るでしょう。

ニューヨーク時間におすすめの通貨ペアとFXのトレード手法

ニューヨーク時間の特徴は掴めたでしょうか?


ここでは、ニューヨーク時間におすすめの通貨ペアやトレード手法などをお伝えします。

  1. ドルストレートを重視する
  2. 開場時点ではノーポジもおすすめ
  3. 開場したらスキャルピングを狙う
  4. 指標の発表を見てからエントリーする
  5. 相場が落ち着いたらトレンドフォローを目指す
  6. ニューヨーク時間の後半の取引時間帯

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ドルストレートを重視する

ニューヨーク時間では、米ドルが絡んだ通貨ペアが非常に多く取引されます。


取引量が多いほどスプレッドの幅も小さく、相場も安定する傾向となるため、米ドルを含んだ通貨ペア(ドルストレート)がおすすめです。

米ドルと組み合わせる通貨は、同じく流通量の多い日本円やEUR(ユーロ)、GBP(英ポンド)が候補になるでしょう。
「USD/JPY(米ドル/円)」「EUR/USD(ユーロ/米ドル)」「GBP/USD(ポンド/米ドル)」などです。

特にUSD/JPYは、時間帯を問わず日本人が最も慣れ親しんでいる通貨ペアですから、その前のロンドン市場や東京市場も含めて持続的に取引すると良いでしょう。

またロンドン時間と被る前半の時間帯では、ユーロやポンドを絡めた通貨ペアも流通量が上がります。
「EUR/GBP(ユーロ/ポンド)」や「EUR/JPY(ユーロ/円)」「GBP/JPY(ポンド/円)」なども推奨できる通貨ペアです。

開場時点ではノーポジもおすすめ

ニューヨーク時間が始まると、機関投資家などの大口も含めた多くのFXトレーダーが参入してきます。
彼らにはそれぞれの思惑があるので、一時的に相場が混乱することがあるのが難点です。

また開場の30分後などから重要な経済指標の発表がある日などは、その前後の時間帯で乱高下が起きる可能性もあるでしょう。
これらのことから、ニューヨーク時間が始まるタイミングでポジションを持っていると、相場の流れに巻き込まれてしまう危険があります。

安全策を取るのであれば、ニューヨーク時間を迎える前に保有しているポジションを解消しておきましょう。
ポジションを持たない自由な状態にしておき、ニューヨーク時間が始まってから暫くは様子見、流れを確認できてからエントリーするという方法です。

開場したらスキャルピングを狙う

ロンドン時間ではトレンドが生じる可能性が高いため、追っかけで順張りエントリーするのが定番の手法です。


しかしそれを引き継ぐニューヨーク時間では、ロンドン時間でのトレンドがそのまま伸びて行くのか、あるいはトレンドの寿命が終わって反転するのかが明確ではありません。

そこでおすすめしたいのがスキャルピングです。
スキャルピングは目先の動きに集中するので、トレンドの行方を気にする必要性は薄くなります。
特にニューヨーク時間の冒頭は値動きが活発化する傾向があることから、スキャルピングで取れる利幅にも期待ができるでしょう。

またニューヨーク時間は日本では深夜の時間帯になるため、数時間に及ぶようなFXトレードをしていたら次の日に支障をきたす恐れがあります。
その点スキャルピングなら短時間でトレードが完結するので、後の時間のことを気にせずFXトレードできるのもメリットです。

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指標の発表を見てからエントリーする

重要な経済指標の発表は相場に大きな影響を与えるため、その前に持っているポジションはリスクに晒されてしまいます。
そのためノーポジで開場時間を迎え、開場直後はスキャルピングで対応するのがおすすめでした。
しかし実際に発表されたら、その結果を見てからエントリーするという手段が使えます。

指標の発表前には、多くのアナリストやFXトレーダーがその内容を予測し、公表するのが一般的です。
結果が予測と大きく異なった場合、激しい値動きを発生させるのです。

経済指標の結果が予測より悪ければ、相場は一気に下落します。
逆に想定外に結果が良ければ、相場は大きく上昇して行くでしょう。

ただ基本的な傾向は変わりませんので、瞬間的な乱高下をやり過ごしたらエントリーチャンスになる可能性は大いにあります。

結果が予測より良ければドルを買い、結果が予測より悪ければドルを売るのです。
ただし結果が良くてもあまりに過剰に相場が上がるようなら、行き過ぎと判断して売りを仕掛けましょう。

また一瞬で上がった相場がすぐに反転急落し、急騰前の半値程度に落ちてきたら、そこで押し目買いをする手もあります。

相場が落ち着いたらトレンドフォローを目指す

FX初心者の場合、スキャルピングはやや難しい手法とも言えます。


そのため開場直後の値動きを使ったスキャルピングを行うより、トレンドに沿って順張りするトレンドフォローがおすすめです。

ニューヨーク時間はロンドン時間と同じく、トレンドが続きやすい傾向があります。
一方、東京時間ではレンジ相場になる傾向が高いので、トレンドフォローをするならニューヨーク時間の方が有利なのです。
特にロンドン時間とのオーバーラップが続く前半時間がトレンドフォローのチャンスです。

ただしニューヨーク時間も半ばになると、日本時間では深夜になってしまうので、リアルタイムにチャートに向き合うのは難しくなります。
利益確定の指値注文と、損切りのための逆指値注文を予約設定し、あとは自動に任せて朝になったら確認するようにしましょう。

ニューヨーク時間の後半の取引時間帯

日本では深夜から早朝に当たるのが、ニューヨーク時間の後半です。
ここでは時間的に取引をするのが難しいことに加え、前半の活発な値動きも影を潜めてしまいます。
そのため敢えて積極的にトレードを行うメリットは乏しいでしょう。

ただ翌日仕事がなかったり、夜型の生活が苦にならない人もいるかもしれません。
その場合、値動きの少なさを逆手に取って、レンジ取引をしてみる価値はあるでしょう。

チャートにサポートラインやレジスタンスラインが上手く引けた場合、その中で価格が往復する可能性が高まります。
またラインが突破されたら、そこからトレンドが生じる可能性が出るので、トレンドフォローもできるでしょう

ただし、なかなか明確な動きの出にくい時間帯になるので、大きな勝負は控えるようにしてください。

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ニューヨーク時間にFX取引する際の注意点

ここではニューヨーク時間に取引する時、失敗しないために気を付けるべき点をいくつか紹介いたします。

  1. 重要な経済指標発表に関係する注意点
  2. 押さえておくべき経済指標
  3. ニューヨークオプションカットの影響に注意する
  4. 金曜日のニューヨーククローズにも注意しよう
  5. ニューヨーク市場の休みに注意しよう

重要な経済指標発表に関係する注意点

経済指標の発表が相場にどのような影響を与えるかは既に説明していますが、ここではあらためて、幾つかの注意点を指摘しておきましょう。

  • スプレッド幅が広がる可能性がある
  • 取引量が低くなる

スプレッド幅が広がる可能性がある

ニューヨーク時間の多くの時間帯では、取引が活発になることで、スプレッドは狭くなる方向に働きます。
しかし経済指標の発表時に限っては、一時的にスプレッドが広がってしまうことが多いのです。

それは直接的には相場の急変が原因ですが、事前にそうなる可能性が考慮され、相場の動きとは関係なくスプレッドが広がることもあり得ます。
そのため取引を行う場合は、その時点でのスプレッド幅がどうなっているかを確認してから、発注するようにしましょう。

取引量が低くなる

多くのトレーダーは、発表の前後に相場が荒れることを恐れて取引を控えます。
そのため見た目では派手な動きをしていても、実際の取引量は普段より低くなるケースが少なくありません。

取引量が少ないと相場の安定感が下がり、大口トレーダーの影響も受けやすくなってしまいます。
激しい値動きに乗れれば利益を稼げますが、不安定な相場になるので、損切りや資金管理がいつも以上に重要になるでしょう。

押さえておくべき経済指標

ニューヨーク時間に発表されるアメリカの経済指標の中でも、特に主要なものを簡単に紹介します。
内容を理解しておくと、相場の動きが掴みやすくなるでしょう。

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雇用統計

アメリカの雇用統計は労働省労働統計局(BLS)から発表される国内の雇用状況を示す指標です。
発表は毎月第1金曜日、日本時間の午後22時30分(夏時間は21時30分)と決まっているので、多くのトレーダーがその時間をカウントダウンで待ち構えます。

数ある指標の中でもトップクラスの注目を集め、相場への反映も大きいので、必ずチェックすることが必要です。

FOMC

FOMCは、アメリカの中央銀行に当たる連邦準備制度理事会(FRB)が開催する会合のことです。
約6週間ごと年に8回の開催で、金融政策についての決定がされ、その内容によっては相場に大きな影響を与えます。
日本で日銀の動向に注目が集まるのと同様です。

会合の終了後に発表される声明や、3週間後に発表される議事録も大いに注目されます。
発表は日本時間の早朝4時15分頃(夏時間は午前3時15分頃)なので、雇用統計とは違いリアルタイムで見るのは難しい人もいるでしょう。

フェデラル・ファンド金利

アメリカにおける実質的な政策金利で、略して「FF金利」と呼ばれることもあります。
その正体は、銀行間で取引される、翌日物貸付に適用される金利です。

この金利自体は短期貸付の基準となるものですが、ここから個人へのローンや、預金に対する金利など長期金利にも影響が及びます。
最終的には政府の借り入れなどにも反映されていくため、経済動向の変化の起点として注目されるのです。

ニューヨークオプションカットの影響に注意する

先ほども説明したように、日本時間の午前0時(夏時間では午後11時)になると、ニューヨークオプションカットが到来します。
市場が活性化している時期に当たるので、忘れていると手痛い思いをする可能性もあるでしょう。

問題は、この時刻での価格次第で儲かるか損をするかが決まってしまう、オプション取引の参加者がたくさんいることです。
彼らのうち、ドル高になると儲かるオプションの保有者は、ドルを買って相場を上げようとします。
逆にドル高になったら損してしまう人たちは、ドルを売って相場を下げようとするでしょう。

それによって相場が大きく動いてしまうことがあるので、迂闊に巻き込まれないよう、注意が必要です。

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金曜日のニューヨーククローズにも注意しよう

ニューヨーク市場が終わる時間帯は、殆どの場合、取引量が減って動きの少ない相場になります。


そのため目立った取引チャンスも少なく、日本時間の早朝に当たることもあって、無理に相場と向き合うメリットは少ないでしょう。
また取引量が少ないと一部の大口トレーダーが相場をコントロールしやすくなるため、一般のFXトレーダーには、ますます旨味が減ってしまいます。

さらに注意が必要なのは、金曜日のニューヨーククローズです。

FXは土日が休場となるため、この時点で持ち越しているポジションがあると、土日に起きる事件や事故の影響を回避することができません。
そのためクローズの間際になって、駆け込みでポジションを解消しようとするFXトレーダーが増えるのです。
するとそれまでのトレンド傾向などが急に反転するなど、相場が不安定になってしまいます。

ニューヨーク市場の休みに注意しよう

FXは土日が休場になる他、現地で定められた休日なども休場となります。


ニューヨーク市場の場合、下記が休場となる日です(振替で日付が代わる事もあります)

  • 1月1日:ニューイヤーデー
  • 1月の第3月曜日:キング牧師記念日
  • 2月の第3月曜日:ワシントン誕生日/大統領の日
  • 復活祭前の金曜日:グッドフライデー(聖金曜日)
  • 5月の最終月曜日:戦没将兵追悼記念日
  • 6月19日:奴隷解放記念日
  • 7月4日:独立記念日
  • 9月の第1月曜日:労働者の日
  • 10月の第2月曜日:コロンブスデー
  • 11月11日:退役軍人の日
  • 11月の第4木曜日:感謝祭
  • 12月25日:クリスマス

FXの取引自体は、こうしたニューヨーク市場の休場中でも問題なくできます。
しかし世界第2位の取引量の多くを担う現地のトレーダーが不在となるため、普段よりも値動きが弱くなりがちです。

特にドルストレートの通貨ペアで、その傾向が顕著になります。
休場中は取引には向かない状態になる可能性が高いことに注意しましょう。

FXニューヨーク時間に関するよくある質問

最後に、ニューヨーク時間に関する質問をまとめてみました。

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ニューヨーク時間とは何ですか?

ニューヨーク時間は、アメリカやカナダのトレーダーが中心となる時間帯のことです。
時間としてはニューヨーク現地の午前8時〜午後17時で、日本時間にすると午後22時〜翌午前7時(夏時間は午後21時〜翌午前6時)が該当します。

ニューヨーク時間の特徴は?

活発に取引されるのはドルが絡むドルストレートの通貨ペアです。
ロンドン市場と時間が重なる前半は相場が活発な反面、取引量が減る後半は値動きが小さくなる傾向があります。
開場中に重要な経済指標の発表があると相場が大きな影響を受けるので、注意が必要です。

日本とニューヨークの時差は?

日本とニューヨークの時差は14時間で、日本の方が進んでいます。
例えばニューヨークが午前0時ならば日本は午後14時であり、日本が午前0時ならニューヨークは午前10時です。

FXのニューヨーク市場の冬時間はいつからですか?

ニューヨークのサマータイムは、3月第2日曜日の午前2時から11月第1日曜日の午前2時です。
そのため冬時間は、11月第1日曜日の午前2時から始まります。
実際には日曜日は市場が休みになるので、取引する上では11月第1日曜日の翌日からと言えるでしょう。

FXをやってはいけない時間帯はありますか?

重要な経済指標が発表される時間帯は相場が乱高下しやすいので、FXトレードは控えましょう。
また金曜の閉場間際には、ポジション解消の駆け込み需要があるので、相場が不安定になりがちです。

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