XM公式サイトはこちらXMTrading.com

FXのテクニカル分析とは?種類とFX初心者に基本的な手法を解説

  • URLをコピーしました!
目次

テクニカル分析とは

テクニカル分析とは、過去のチャートや取引データを元に相場の状態を分析し、これからどのような値動きになるかを予測するものです。
チャートには過去の取引行動や投資家心理が織り込まれており、長年に渡って似たパターンが繰り返されてきています。
そのため類似のパターンを参照することで、将来の値動きを高い精度で予測できるのです。

\ 13,000円の取引ボーナスをもらおう /

XM公式サイト:https://xmtrading.com/

テクニカル分析のメリット

テクニカル分析には多くの優れた点があります。

まず、根拠にするものが過去のデータだけなので、雑多な資料の収集や経済的な知識は必要ありません。
もちろん、そうした情報があった方が高度な分析ができますが、経験が浅いといきなり多くの要素を整理するのは大変です。
テクニカル分析で基礎を固めてから、分析対象を広げきましょう。

過去のデータを元にしたテクニカル分析は、検証がしやすいことも特長です。
再現性があるので、似たようなパターンを何回も経験するうち、予測の精度が上がっていきます。

そして、そうしたパターンが多くの人に知られているため、テクニカル分析には「自己予言効果」もあります。
例えば「ここから上がるぞ!」とみんなが判断したポイントに差し掛かると、実際にみんなが買いに走り、上昇傾向をさらに強めたりするのです。

このようにテクニカル分析を無視して取引に臨むのは、まるで地図もコンパスも持たず、勘を頼りに山へ登ろうとするのと変わりません。
最低限のマスターはしておきましょう。

テクニカル分析とファンダメンタルズ分析の違い

FX取引における主要な分析方法には、テクニカル分析の他にファンダメンタルズ分析があります。
この2つの分析方法はともに重要なものですが、その性格は大きく異なります。
テクニカル分析が過去の相場という狭い世界を分析するのに対し、ファンダメンタルズ分析はそれを取り巻く広い世界を対象とした分析です。

具体的には大きなニュースや景気動向、政府が行う金融政策や財政政策、各種の統計や事故災害などを用います。
それらが市場に対してどのような影響を与えるのか、総合的に判断し、今度の値動きを予測するのです。

FXは複数の通貨を対象に取引するので、それらを発行する国々の情報も日々集めなくてはなりません。
時には要人がSNSに投稿したコメント1つで、相場が揺れることもあります。
大きなニュースを見逃しただけで、相場の変動に乗り遅れる可能性もあるでしょう。

このようにファンダメンタルズ分析では情報の収集や分析に労力がかかるため、他に本業を持っている人は大変です。
そこでそうした部分は専門家(証券会社やアナリストのレポートなど)に任せ、実際の売り買いのタイミングは自分でテクニカル分析を使って決めるスタイルもあるでしょう。

\ 13,000円の取引ボーナスをもらおう /

XM公式サイト:https://xmtrading.com/

テクニカル分析の分類・種類

相場の動きを大きく分けると、明快な上向きや下向きで動くトレンド相場と、一定の幅で上下を繰り返すボックス相場に分けられます。

トレンド相場は、買いなら買い、売りなら売りで相場が一方向に伸びていくのが特長です。

そうなると、果たしてどこまでそれが伸びて、どこで転換するかが重要になります。


しばらく転換しないようなら流れに乗り、転換したと分かればそこで降り、新しい流れに乗り直す。
つまり見るべき点は「方向性」で、取るべき手段は「順張り」です。

それに対してボックス相場の場合、売買が拮抗しており、特定の方向性がありません。

上がったと思って買ったら下がり、下がったと思って売ったら上がる、そんな羽目にも陥ります。

そこで指標になるのが「買われ過ぎ」や「売られ過ぎ」です。
売買が拮抗してもみ合っている時は、買われ過ぎたら売りを浴び、売られ過ぎたら買いを浴びます。
それを察知できれば、売られて下がった所で買えば良く、買われて上がった所を売れば良いとなるでしょう。
つまりボックス相場で見るべき点は「売買バランスや過熱感」で、取るべき手段は「逆張り」です。

テクニカル分析では、これら2つの場面において、それぞれ対応する手法が用意されていますので、次のパートでご紹介します。

トレンド系テクニカル分析5選

相場が特定方向に動く中で有効なのが、トレンド系のテクニカル分析です。


トレンドは一回始まると一定期間、方向性が持続するので、中長期の取引に向いています。
実際の取引では、特定のラインを上に抜けて行ったら買い、下げて下に抜けたら売りのサインです。

なお、MT4を開き、左上の「挿入」→「インディケータ」→「トレンド」を選択すると、メインチャートやサブウィンドウに表示されます。

\ 13,000円の取引ボーナスをもらおう /

XM公式サイト:https://xmtrading.com/

トレンド系①移動平均線

移動平均線(Moving Average)は、一定期間の時間足の平均値格を算出し、その値を連続してつないだグラフです。
例えば20日間移動線なら、その日から数えて過去20日間の平均価格を出すことで、レートがどのように変化したかが見た目で分かりやすくなります。

テクニカル分析では最も有名な指標で、使用していないトレーダーはいないのでは?というくらい代表的な存在です。

移動平均線はFXだけでなく株式相場や金相場などでも使われ、最近では新型コロナの感染者数の傾向を示すグラフでも用いられました。
トレンドの方向感が視覚的に捉えやすいので、初心者でも取り入れやすい指標でしょう。

また移動平均線の特徴は、実際の値動きが平均線に絡みつくように上下していくことです。
そこから、価格が平均線から離れすぎたら元に戻るという傾向が読み取れます。
そして価格が平均線を追い抜いていくと、トレンド転換の可能性が出てきます。

移動平均線を単独で使う

平均線は単独、もしくは複数の線を併用して使われます。
単独で使う場合、平均線が支持線(サポートライン)や抵抗線(レジスタンスライン)として機能するかを判断します。

例えば上昇中の相場であれば、多くの人が「少し安くなった所で買いたい」と考えるでしょう。
その時、平均線まで値が落ちてきたタイミングで買われることが多いのです。
すると価格はそこで反発し、元の上昇基調に戻ります。

このような場合、その平均線は支持線として機能したと言えますが、そこを抜けて下落して行ったらトレンド転換の可能性を考えなくてはなりません。
逆に下落中の相場では、多くの人が「少し高くなった所で売りたい」と考えるでしょう。
そこで、価格が平均線まで上がった所で売られた場合、その平均線は「抵抗線」として機能したと判断されます。

移動平均線を複数で使う

平均線を使う時は、期間を変えた2,3本程度のラインを出し、推移の目安にするのが基本です。
日足であれば、10日間・20日間・100日間など、時間足なら5分間、15分間、4時間など。

期間が短い平均線は相場の変化を敏感に表すので、短期の予測には役立ちますが、長期の方向性は読みにくくなります。
期間が長くなるほど、大きな流れを見やすくなりますが、小さな変化が反映されないので目先の判断には使えません。
このように1本の移動平均線には読める範囲に限界があるので、複数の平均線を併用することで、相場をより複眼的に把握できるようになります。

また複数の平均線を組み合わせ、トレンド転換をより強く把握することも可能です。
下降中の相場において、短期の平均線がより長期の線を下から上に追い抜くことをゴールデンクロスと言い、上昇トレンドへの転換を示す「買いサイン」とされます。

逆に上昇中の相場において、短期の平均線がより長期線の上から下に落ち込むことをデッドクロスと言い、下降トレンドへの転換を示す「売りサイン」とされます。
上の図では、青が短期戦・赤が中期線・黄色が長期線ですが、青と赤の交差でトレンド転換の初動が分かります。
そしてそれらと黄色が交差すると、トレンドが完全に転換したことが分かるでしょう。

トレンド系②ライン分析(チャート分析)

移動平均線は自動計算によってチャート上に表示されますが、チャートの中の特徴的な部分をつないで任意に線を引くライン分析も、非常によく使われるトレンド系分析です。

まずは移動平均線と同じく、支持線と抵抗線を見つるましょう。
支持線で反発して上がったらトレンド持続、抜けたら転換。
抵抗線で反発して下がったらトレンド転換、抜けたら持続と見て、売買の判断をします。

チャートから抜き出す特徴的な部分とラインの引き方は、それこそ無数のパターンがありますが、有名なものをいくつか上げてみましょう。

\ 13,000円の取引ボーナスをもらおう /

XM公式サイト:https://xmtrading.com/

三尊天井や逆三尊

三尊天井は中央に山があり、左右にそれより小さな山がある形状です。


山のふもとをつないだ線(ネックライン)が支持線となれば、トレンド持続となります。
しかし3つ目の山から落ちた価格がそのままラインを割るとトレンド転換となり、今度はネックラインが抵抗線となって上昇を抑える形です。
逆三尊はこの反対で、下降中の局面で現れます。

三角持ち合い

三角持ち合いは、当初大きな振り幅で上下していたものが、価格を折り返すたびに小さくなっていく形状です。


やがて三角形の頂点付近で殆ど動きがなくなった後、弾けるように上下のいずれかに飛び出し、それまで蓄えられていた圧力に押されるように強いトレンドが生じます。

三角形の片方が水平の場合は、そのラインを突き抜ける可能性が高くなります。

並行チャネル

並行チャネルは、一定の範囲内で上下を繰り返し、一定方向に向かう形状です。
一般的に上昇トレンドでは安値同士を結んだラインが支持線になり、下降トレンドでは高値同士を結んだラインが抵抗線として強く機能します。

それに比べると反対側はラインの精度が弱くなる傾向がありますが、そこも揃って動いている場合、より高い精度で上下の反発ポイントが信用できます。

トレンド系③ボリンジャーバンド

ボリンジャーバンドは先ほどの移動平均線を基準に、上下に原則2本ずつの標準偏差を加え、値動きの方向や幅の可能性を示す指標です。

それぞれの標準偏差は、内側が±1σ、外側が±2σを示しています。
+1σは偏差値60に、-1σは40に該当し、その中に価格が収まる確率は68.3%。
また+2σは偏差値70に、-2σは30に該当し、その中に価格が収まる確率は95.4%とされています。

20回中19回以上は±2σの中に収まるので、信頼性が高いと言えるでしょう。
その信頼性を活かし、±2σのいずれかに価格が達したら、そこを超えずに反発すると判断して逆張りすることができます。

ボリンジャーバンドの特徴は、±1σや±2σが作る上下の間隔(バンド幅)が、相場の状況によって変わることです。
バンド幅が大きくなると相場の値動きは大きくなり、小さくなると値動きは小さくなります。

そしてボックス相場の中で幅がきゅっと縮まる(スクイーズ)と、そこから一気にトレンド相場に転換する可能性が高まるのです。
この時、その勢いに乗じて、順張りができます。
±2σの縁に沿うようにに上下に大きく動く様子を「バンドウォーク」と言い、大きな利幅を取る絶好のチャンスです。

なお±2σの外側にはさらに±3σが引け、この中に収まる確率は99%とされています。

\ 13,000円の取引ボーナスをもらおう /

XM公式サイト:https://xmtrading.com/

トレンド系④一目均衡表

テクニカル分析の多くは海外で考案・開発されたものですが、一目均衡表は日本人の手による数少ない有名な手法です。
相場は買い手と売り手のバランスが崩れた時に動くので、どちらが優勢かひと目で分かればよい、というのが名前の由来になっています。

特徴的なのは「雲」という視覚表示です。
一目均衡表は、基準線・転換線・先行スパン1・先行スパン2・遅行スパンという5本の線で構成され、先行スパン1と2の間の部分が雲(抵抗帯)となります。

実際の価格が雲の上なら、相場は強い上昇基調です。
雲は支持線として機能し、そこを下抜けると下落サインと見なされます。

価格が雲より下だったら、相場は弱い下降基調。
雲は価格を抑える抵抗線となりますが、そこを抜けると上昇サインです。

雲の厚みがあるほど支持や抵抗は強まり、価格が雲の中に入ると方向性を失って迷走します。

その後、雲を抜けて反対側に出ると、その方向にトレンドが生まれやすいというのが一目均衡表の見方です。
とくに雲がねじれてクロスした部分は相場転換の可能性が高く、分厚い雲の隙間を縫ってトレンドが変わる様子もよく見られます。

トレンド系⑤フィボナッチ・リトレースメント

フィボナッチ・リトレースメントは、イタリアの数学者レオナルド・フィボナッチ氏が提唱した「フィボナッチ級数(フィボナッチ比率)」がベースになっています。

フィボナッチ比率は、フィボナッチ級数(前の数字を加算してできる数列で、1,1,2,3,5,8,13,21,34,55…)の間に現れる比率のことです。

これらの数列では、任意の数字に対し、次の結果に収斂していきます。
(数字が小さいうちは誤差もあります)

  • 3つ先の数字で割ると0.236
  • 2つ先の数字で割ると0.382
  • 1つ先の数字で割ると0.618
  • 1つ前の数字で割ると1.618
  • 2つ前の数字で割ると2.618
  • 3つ前の数字で割ると4.236

この比率を用いたものがフィボナッチ・リトレースメントです。

リトレースメントには「引き返す」という意味があります。


実際の相場にこの比率を当てはめてみると、上昇トレンド中の一時的な下落や、下降トレンド中の一時的な上昇によく合致することが分かります。
つまりフィボナッチ・リトレースメントを活用すると、いわゆる押し目買いや戻り売りの予測に役立つのです。

実際の画面描写では、フィボナッチ比率に加えて50%や100%のラインも表示されます。
またそれ以外の数値を手動でセットすることも可能です。

相場は基本的には上下しながら進んでいきます。
トレンドの中でも戻り目がありますが、それが半値や61.8%を超えると、トレンド転換につながる可能性を否定できません。

上の例では、何度か半値戻しをしたものの、その度反発を受けています。
しかしその後5回目のチャレンジで半値を超えると、さらに61.8%のラインを超え、そこで少し溜めを作ってから元の値まで一気に戻る結果となりました。

またフィボナッチ・リトレースメントは、これ以降も1.618、2.618、4.236などと続きます。
実際に、この後の経過を見てみましょう。

前の図で100%まで戻った後、161.8%・261.8%・423.6%の節目ごとに動きが出たのが分かるでしょう。

それぞれのラインを抜けると次のラインに向かい、反発を受けると、そこが上限になっています。
毎回、ここまできれいに揃うわけではありませんが、他の指標と合わせて活用しましょう。

オシレーター系テクニカル分析3選

方向性のある相場ではトレンド系のテクニカル分析が有効ですが、ボックス相場で役に立つのはオシレーター系です。


オシレータとは「振り子」の意味で、振り子のように同じ範囲を上下する相場を対象にすることから、この名称で呼ばれています。

オシレーター系の指標のメリットは、相場の過熱感を可視化し、売買のタイミングを掴みやすくしてくれること。
またトレンド系が中長期の傾向を読むのに対し、オシレーター系は短期の予測に向いています、

MT4では、左上の「挿入」→「インディケータ」→「オシレーター」を選択すると、メインチャートやサブウィンドウに表示されます。

\ 13,000円の取引ボーナスをもらおう/

XM公式サイト:https://xmtrading.com/

オシレーター系①RSI

オシレーター系の代表的な指標であるRSI(相対力指数)は、一定期間における値上がり幅と値下がり幅を元に、価格変動の強弱を0~100%で数値化したものです。

数値は「買われ過ぎ」や「売られ過ぎ」という相場の過熱感を反映しています。
70%〜80%を超えると買われ過ぎで売りのサイン、25%〜30%以下になると売られ過ぎで、買いのサインです。
ボックス相場なので、使い方としては逆張りになります。

ただし有効なのは値動きが往復するボックス相場、あるいは緩やかに変化していく相場です。


トレンド相場では全く使えないということではありませんが、数値が0や100に貼り付き、信用度が落ちることもあるので注意が必要です。

なお、RSIは通貨や時期によって、数値の解釈に差が出ます。
ある通貨ペアでは80%を超えると売りサイン、20%を割ると買いサインでも、別の通貨ペアではそれぞれ70%と30%ということも。
通貨ペアごとに値動きの傾向を把握しましょう。

オシレーター系②ストキャスティクス

RSIに並んでオシレーター分析で人気があるのが、ストキャスティクス。


RSIと同じく一定期間の高値と安値から、現在の過熱感を数値化した指標です。

ストキャスティクスは動きの速い%K(パーセントK)と、動きの緩い%D(パーセントD)という、2つのラインで構成されます。
基本となるのは%Kで、それを平均化したものが%Dです。

%Kラインが%Dラインを下から追い抜くゴールデンクロスが買いサイン、%Kラインが%Dラインを上から割り込むデッドクロスが売りサインになります。
またゾーンとしても使え、%Kラインが75%や80%を超すと買われ過ぎで売りサイン、%Kラインが20%や25%を下回ると売られ過ぎで買いサインです。

ストキャスティクスは感応度が高く、少しの変化が数値に大きく影響します。
そのためいわゆるダマシの発生が多かったり、サインがはまらないことも少なくありません。
その代わり、トレードチャンスはRSIよりも頻繁に発生します。
感応度は設定でも調整できますので、気になるようであればソフトに調整してください。

オシレーター系③DeMarker

DeMarkerはRSIと同じく、売られ過ぎや買われ過ぎに関する指標です。
数値が30以下では売りが強く、70以上で買いが強いことを示します(MT4の場合は0.3や1.0という表記になります)。

エントリーポイントは、数値が基準ラインを通過し、また中央方向に戻ってきたタイミングです。
ラインの外に出てしばらくしてから戻ってきた方が確実性が上がります。

またDeMarkerと値動きの向きが逆になっている場合、まもなく相場が反転しやすいというサインにもなります。

FX初心者におすすめのテクニカル分析

合計8つの手法を紹介しましたが、テクニカル分析には他にもたくさん種類があります。


しかし最初から全てを覚えるのは大変ですし、その必要もありません。
初心者は1つの指標から始めましょう。

最初に学ぶのに最適なのが、相場の動きを視覚的に表す「移動平均線」です。


移動平均線は他のテクニカル分析の元になっていることも多いので、ここで基本を押さえておかないと、他の手法でも使いこなしができなくなります。

まず期間の異なる3本程度のラインを表示し、ラインと価格の関係性を理解しましょう。


ラインが全て同じ方向ならばトレンド相場、きれいに交差している場合はトレンド転換中、短期に入り乱れている場合はボックス相場と判断します。

トレンド相場では順張りでエントリーし、交差したら利益を確定するのが基本です。
ボックス相場は無視します。
将来的にはオシレーター系の指標を使い、売りが加熱したら買い、買いが加熱したら売りという逆張りエントリーを学びましょう。

移動平均線に慣れてきたら、他の分析方法も取り入れるようにしてください。

ちなみに、XM(XMTrading)が採用している取引プラットフォーム「MT4」や「MT5」でも移動平均線やその他のテクニカル指標を利用することができます。
また、これからFX取引の練習を行いたいと考えている方に向けて、口座開設ボーナスとして10,000円分の証拠金をプレゼントしているので、ぜひ受け取ってみてください。

\ 13,000円の取引ボーナスをもらおう /

XM公式サイト:https://xmtrading.com/

テクニカル分析をするときの注意点

相場分析においてテクニカル分析は必須と言えますが、軽く参考にすればそれだけで連戦連勝できるほど簡単なものではありません。
あくまで過去にあった類似のパターンから、確率的に高い結果を教えてくれるだけであり、盲目的に使っていると逆に損失の元にもなります。
ここではテクニカル分析を使う際の注意点をいくつか上げておきます。

  1. 必ずしも絶対ではない
  2. 突発的な出来事には対応できない
  3. ダマシに気をつける
  4. 複数の指標や時間軸で分析結果が一致しない

\ 13,000円の取引ボーナスをもらおう /

XM公式サイト:https://xmtrading.com/

必ずしも絶対ではない

テクニカル分析ではチャートの中の支持線や抵抗線、ゴールデンクロスやデッドクロス、買われ過ぎや売られ過ぎなどエントリーや決済にふさわしい場所を教えてくれます。

しかしそれらが確実に当たり、期待通りの結果を生むとは限りません。
テクニカル分析は過去のデータを元にはしていますが、未来を完全に予測するものではないからです。

見た目にしてもチャート上ではきれいに表示されますが、実際の値動きはそれほどきれいな形にならないことが多いため、おおまかには合っているがズレてるケースも多くなります。

ある程度の予測は可能でも、それらを信じすぎて安易にポジションを持つのは危険です。
それぞれの手法の特性や限界を理解して活用するようにしましょう。

エントリーと同時に損切り設定もしっかり行い、資産を保全するのも忘れずに。

突発的な出来事には対応できない

テクニカル分析は相場における過去のデータのみを使うため、現実社会での出来事は、結果に一切反映されません。
しかし実際の相場は、大きなニュースや事故、災害などから大きな影響を受けています。

そのためテクニカル分析だけで相場の予測に取り組むのは、さすがに少し無理があります。
外部の情報を収集分析するファンダメンタルズ分析も、最低限は取り入れていく必要があるでしょう。
それが難しい場合、FX取引は世間が穏やかな平時に限って行い、不安定要素がある場合は様子見して手を出さないというのも賢明です。

相場は時に、予想もしない出来事で急変することがあります。
しかしさまざまな角度から分析することで、予測の精度を上げていくことは可能です。
テクニカル分析とファンダメンタルズ分析をバランスよく使うことも相場分析では欠かせません。

ダマシに気をつける

テクニカル分析の大敵に「ダマシ」があります。
ダマシは一見、分析結果通りの値動きをするように見えていながら、いざとなると想定外に急転してしまう現象を言います。
分析を信じてエントリーしたのに、一気に逆方向に動いてマイナスとまり、まるで騙されたように感じるのがまさに「ダマシ」の特徴です。

例えば、移動平均線の三角もち合い相場などでは、かなりの確率で発生します。
最終地点の近くで一瞬ラインから時間足が飛び出るものの、拮抗する反対勢力がそこから押し戻し、そのまま逆方向に急回転して行ってしまうケースです。

ダマシは自然発生的に生まれる場合と、機関投資家のような大口トレーダーが大量の取引をするなどして起こす人為的な場合の2つがあります。
人為的なケースでは、ダマシにいたる過程もテクニカル的に不審な動きが出ることがあるので、より慎重な分析が回避策です。
自然発生する場合でも、指標となるラインや数値を完全に超えてからエントリーすると、ダマシを回避できる可能性が高まります。

複数の指標や時間軸で分析結果が一致しない

1つでは不完全なテクニカル的を少しでも補完するため、複数の手法を取り入れていくのは、基本的には望ましいスタイルです。

しかしその場合、手法同士で結果が矛盾してくるケースが出ます。
例えば、「ボリンジャーバンドでは急上昇の形状なのに、一目均衡表では待ちのサインだ」「移動平均線ではゴールデンクロスなのに、RSIではデッドクロスだ」など。

また同じ手法でも「1時間足では買いサインだが、5分足では売りサインだ」など、時間足によって結果が変わることもよくあります。

まず整理しておきたいのは、トレンド相場とボックス相場では、使う手法を切り替えることです。
トレンド系とオシレーター系で、結果が違っているのは珍しいことではありません。
逆に同じ結果が出ている場合は、信用度が高まるケースもあります。

またメインとして重きを置く手法があれば、そちらを優先させるのも、判断の整理に役立ちます。

時間軸については、複数の時間足で分析結果が揃ったら信用するのが原則です。
時間足ごとにバラバラな場合は、静観するのが安全でしょう。

【FAQ】テクニカル分析に関するよくある質問

最後に、テクニカル分析に関する疑問にお答えします。

\ 13,000円の取引ボーナスをもらおう/

XM公式サイト:https://xmtrading.com/

テクニカル分析は意味がない?

テクニカル分析を完全なものだと過信している人から見ると、「テクニカル分析は意味がない」と感じることもあるでしょう。


とくに「ダマシ」にやられてしまうと、精神的にもダメージがあります。
しかしテクニカル分析をまとめて「無意味だ」と切り捨てるのは、あまりに言い過ぎでしょう。

少なくとも、チャートには多くのトレーダーの心理や決済行動が凝縮されており、一定の確率で過去の動きが再現されます。


また、テクニカル分析を根拠に売買判断をするFXトレーダーが多い以上、冒頭に述べたような「自己予言の成就効果」も生まれる側面もあるのです。

そしてテクニカル分析は見た目が分かりやすいため誤解もされますが、使いこなすには相応の熟練さを要求されます。
「テクニカル分析は意味がない」と言っている人は、果たしてFX取引のエキスパートでしょうか?
簡単だと思って触ってみたけど、スキル不足で使いこなせなかっただけかもしれません。

現実的に、多くのFXトレーダーが大なり小なりテクニカル分析を取り入れ、FX取引をしています。
テクニカル分析は意味がない、なんてことはありません。

FX初心者におすすめのテクニカル分析の組み合わせ方は?

FX初心者は移動平均線から使ってみて、慣れたら他の手法を取り入れると良いと述べましたが、具体的におすすめなのはRSIです。

テクニカル分析は方向性のある相場に強いトレンド系と、方向性のない相場に強いオシレーター系があります。
移動平均線はトレンド系ですから、組み合わせるとしたらオシレーター系です。
中でもRSIはオシレーター系の代表で多くの人に使われており、見た目や使い方もシンプルなため、初心者にも扱いやすい指標と言えるでしょう。

その他、ライン分析は相場の性格とは関係なく、どのような場面でも通用する手法です。
あらゆるテクニカル分析と組み合わせて使え、判断材料を補強したり、逆に折り合わない場合はトレードの失敗を未然に防げもします。
チャートの描画機能を使って、試しにラインを引いてみましょう。

移動平均線の期間について、どれを使えばいいかがわかりません

2,3本を目安に表示させることの多い移動平均線ですが、どの期間の組み合わせがベストかは、まさに永遠のテーマです。
人の数ほど正解があるとも言えるし、絶対的な正解を求めだすと、いつまでたってもゴールに辿り着きません。

結論としては相場の推移が見やすくなり、ゴールデンクロスやデッドクロスが見て取れれば、どの組み合わせでも目的は達成されていると言えます。
強いて言えば、多くの人が見ている移動平均線を使うと、よりチャートの動きが見やすくなるでしょう。

よく使われている期間は、5・10・15・20(21)・25・50・75・100・200などです。
ここから、トレードスタイルが短ければ短い期間を、長ければ長い期間を中心にセットを組むのが基本になります。
スキャルピングなら「5・15・100」、デイトレードなら「20・75・200」、スイングトレードなら「75・100・200」などです。

多くのFX業者の取引ツールでは、「5〜10・20〜50・75〜100」などの期間が、標準的な初期設定となっています。

\ 13,000円の取引ボーナスをもらおう /

XM公式サイト:https://xmtrading.com/

Tradexfin Limitedは、証券ディーラーライセンス番号SD010の下、セーシェル金融庁(FSA)により規制されています。 
Fintrade Limitedは、証券ディーラーライセンス番号GB20025835の下、モーリシャス金融サービス委員会(FSC)より、規制されています。 

TPS Management Limitedの所在地は、Steliou Mavrommati 80B, Agios Pavlos, 2364, Nicosia, Cyprusです。 TPS Management LimitedはTradexfin Limitedが完全に所有しています。

リスク警告: FXおよびCFD商品取引には投資元金を失う非常に高いリスクが伴います。

以下の国(これらに限定されない)の国民または居住者である個人に対し、XMのサービスへのアクセスが制限される場合があります:

アルバニア、バハマ、バルバドス、ボツワナ、カンボジア、ガーナ、ジャマイカ、モーリシャス、ミャンマー、ニカラグア、パキスタン、パナマ、シリア、ウガンダ、イエメン、ジンバブエ、フィリピン、トルコ、ヨルダン、アフガニスタン、アンギラ、バヌアツ。

XMは、アメリカ合衆国、カナダ、EU諸国、イラン、北朝鮮、ベリーズの市民にはサービスを提供していません。

お客様は、18歳もしくは自国で定められる法定年齢である必要がございます。

XM口座を開設いただいた場合、お客様はXMTradingによる勧誘なく、ご自身の意思でご登録されたものとみなします。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次