FX会社の利益構造とは？利益はどこから出ている？解説します
FX業者が利益を出す仕組み・カラクリとは？
FX業者が利益を出す仕組み・カラクリは以下の3つです。
- スワップポイントによる利益
- DD方式のFX業者の利益構造
- NDD方式のFX業者の利益構造
それぞれの仕組みやカラクリを紹介します。
スワップポイントによる利益
スワップポイントは、2国間の金利差によって発生する収益です。
日本のような低金利の国の通貨を売り、南アフリカやトルコなどの高金利の国の通貨を買うとスワップポイントと呼ばれる利益が1日ごとに発生します。
反対に低金利の国の通貨を買って高金利の国の通貨を売ると、金利差分のスワップポイントの支払いが発生する仕組です。
たとえば、金利が0.1％の日本円を売って、金利が7.1％のメキシコペソを買ったら7％のスワップポイントが発生します。
しかし、スワップポイントは各FX業者によって異なり、買いポジションも売りポジションもスワップポイントがマイナスになっている通貨ペアもあります。
FX業者ごとにスワップポイントが異なるのは、スワップポイントから一定の手数料を差し引いているためです。
FXトレーダーがポジションを長期保有すればするほどスワップポイントの利益も増える仕組みになっています。
スワップポイントを狙って運用するなら、スワップポイントが大きな通貨を狙うのがポイントです。
DD方式のFX業者の利益構造とは
DD方式とは、顧客とインターバンク市場の間にディーラーを入れてFX取引する方式です。
DD方式では顧客が負ければ負けるほど会社の利益になります。
つまり、一方が利益になるともう一方は損失になる利益相反の関係です。
DD方式を採用しているのは主に国内FX業者です。
国内FXはスプレッドが狭いですが、スプレッドを狭くできるのは顧客の損失を利益に変えることができるためです。
悪質な国内FX業者の中には、FXトレーダーを負かせるためにレートずらしやスリッページを意図的に起こしている業者もあります。
国内FX業者の中にも信頼できる業者はありますが、どのFX業者がレートずらしやスリッページを起こっていない業者かどうかを判断することは困難です。
NDD方式のFX業者の利益構造とは
NDD方式とは、顧客とインターバンク市場を直接つないで取引する方式です。
NDD方式では顧客が取引ごとに支払うスプレッドが会社の主な利益になります。
顧客が勝ってFX取引を積極的にしてくれると、それだけスプレッドの利益が増えるため、NDD方式を採用している業者と顧客はwin-winの関係です。
NDD方式を採用しているのは主に海外FX業者です。
海外FX業者は国内FXよりもスプレッドが少し広めに設定されていますが、顧客の損失を利益に変えることができないためです。
NDD方式は意図的にレートずらしやスリッページを起こすメリットがありません。
そのため、DD方式を採用している業者に比べると取引の透明性は高いと言えます。
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利益構造から見る！国内FXと海外FXどちらを選ぶべきか？
国内FXと海外FXの利益構造を比較すると、スプレッドが少々広くても国内FXよりも海外FXを選ぶべきです。
国内FXは顧客が負けるほど儲かるDD方式を採用しているため、いろいろな手を使って顧客を負けさせようとします。
勝ちすぎるとスリッページやレートずらしが増え、システムエラーなどによって一気に損失が増えてしまうリスクもあります。
その点、海外FXは顧客のFX取引回数に比例して利益が増える仕組みです。
海外FXは豪華なボーナスやハイレバレッジなど魅力的なサービスがありますが、これらは顧客にFX取引をたくさんしてもらうためのキャンペーンでもあります。
顧客がどれだけ勝っても海外FX業者にはメリットしかないため、豪華なキャンペーンやハイレバレッジを実現できます。
海外FX業者と言ってもさまざまなFX業者があります。
どのFX業者を選ぶかどうかによって勝率も変わってきます。
Tradexfin Limitedは、証券ディーラーライセンス番号SD010の下、セーシェル金融庁（FSA）により規制されています。
Fintrade Limitedは、証券ディーラーライセンス番号GB20025835の下、モーリシャス金融サービス委員会（FSC）より、規制されています。
TPS Management Limitedの所在地は、Steliou Mavrommati 80B, Agios Pavlos, 2364, Nicosia, Cyprusです。 TPS Management LimitedはTradexfin Limitedが完全に所有しています。
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