XM公式サイトはこちらXMTrading.com

XMFXニュースー軟調な米経済指標で米ドル下落、ECB利上げでユーロ上昇

  • URLをコピーしました!
目次

XMFXニュースー軟調な米経済指標で米ドル下落、ECB利上げでユーロ上昇

・FRBの年内2回利上げ予想に市場は懐疑的で最終レートは間近と予想
・ECB利上げでタカ派姿勢維持、ユーロ上昇
・日銀超緩和政策維持で円安
・FRB引締めサイクル終了間近との期待から米株価上昇

FX市場は最終レート間近と確信で米ドル下落

昨日の米ドルは、日本円を除く他の主要通貨に対して下落し、上昇を主導したのは豪ドルとユーロでした。

FRBは今週の政策会合にて、年内にあと2回の利上げを示唆しましたが、市場はこの方針に懐疑的なようで、昨日の米経済データもこの市場の懐疑心を正当化しています。

米小売売上高は、5月に予想外に上昇しましたが、先週の失業保険申請件数は26万2千件と予想を上回りました。この件数は、2022年1月以来の最高値である5月の26万4千件に非常に近い数値となります。

さらに5月の輸入価格は過去3年間で最大の下落となりました。

予想以上に減速を示した火曜日の米CPI指数に加えて、これらの軟調な経済データによって、利上げ観測は押し上げられませんでした。FX市場は依然として、今年はあと1回の利上げと来年3月までの0.5%弱の利下げを織り込んでいます。

昨日のドル安は、ここ最近の回復が本格的な反転の始まりではなく、むしろ調整であったことを裏付けました。とはいえ、ドル指数はテクニカルチャート上では、引き続き中立的に推移しています。

一般的な下降トレンドの再開を示唆する動きは、2月と4月、そして5月に強力なサポートとなった100.70圏内を下回る下落となるでしょう。

ECB利上げ決定でユーロ上昇、日銀政策維持で円安

昨日の政策会合にて、ECBが予想以上にタカ派と見られ、投資家への新しい買いポジション開始が促されたため、昨日ユーロは上昇しました。

ユーロ圏のインフレ率は6.1%と、目標の3倍以上であるため、ECBは金利を0.25%引き上げ、預金金利を22年ぶりの高水準である3.5%に引き上げました。

この利上げは完全に織り込まれていましたが、ECBによるインフレ見通しの上方修正とラガルド総裁による発言により、ユーロは買い圧力となった可能性があります。

ラガルド総裁は、目標達成のため必要な限り厳格になり、今回の会合では一時停止は全く議論されていないと述べました。また総裁は、「やるべきことがあるので、一時停止は考えていない」と付け加えました。

ユーロ高とドル安から、ユーロ/ドルは、1.0900の壁を突破し、ここ最近の下振れ調整の終了を示しました。1.1090の主要なレジスタンスゾーンを突き抜けると、ユーロの上昇トレンドの継続が検討されることになるでしょう。

昨日最も上昇したのは、豪ドルで、中国人民銀行が刺激策を推進するとの決定から恩恵を受けました。反対に最も下落したのは日本円で、本日の日銀政策会合で現行の大規模緩和策を維持したことで、本日も続落しています。

日銀は、金融緩和を「辛抱強く」継続するとの公約を維持しましたが、日本のインフレ率は日銀の目標である2%を上回っており、正常化を期待する投資家には期待外れの決定となりました。

FRB引締めサイクル終了間近への期待から株価上昇


中国政府が地方経済支援を決定し、FRBがインフレ抑制に向けてこれ以上行動を起こさないとの憶測から、米株式市場は昨日上昇を拡大しました。3つの主要指数は全て、1%以上上昇しており、経済指標が価格圧力の鈍化を示し続ける場合、株式市場の上昇は続く傾向があるようです。

ナスダックは3月中旬から上昇し続けており、依然として米国債発行による流動性の流出が起爆剤となる可能性があります。しかし、潜在的な下落は、より広範な上昇トレンド内での対抗反応に過ぎず、投資家に株式を魅力的な水準で購入する機会を提供しているのかもしれません。

Tradexfin Limitedは、証券ディーラーライセンス番号SD010の下、セーシェル金融庁(FSA)により規制されています。 
Fintrade Limitedは、証券ディーラーライセンス番号GB20025835の下、モーリシャス金融サービス委員会(FSC)より、規制されています。 

TPS Management Limitedの所在地は、Steliou Mavrommati 80B, Agios Pavlos, 2364, Nicosia, Cyprusです。 TPS Management LimitedはTradexfin Limitedが完全に所有しています。

リスク警告: FXおよびCFD商品取引には投資元金を失う非常に高いリスクが伴います。

以下の国(これらに限定されない)の国民または居住者である個人に対し、XMのサービスへのアクセスが制限される場合があります:

アルバニア、バハマ、バルバドス、ボツワナ、カンボジア、ガーナ、ジャマイカ、モーリシャス、ミャンマー、ニカラグア、パキスタン、パナマ、シリア、ウガンダ、イエメン、ジンバブエ、フィリピン、トルコ、ヨルダン、アフガニスタン、アンギラ、バヌアツ。

XMは、アメリカ合衆国、カナダ、EU諸国、イラン、北朝鮮、ベリーズの市民にはサービスを提供していません。

お客様は、18歳もしくは自国で定められる法定年齢である必要がございます。

XM口座を開設いただいた場合、お客様はXMTradingによる勧誘なく、ご自身の意思でご登録されたものとみなします。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次