FXのリクオートとは?発生原因や損をしないための対処法を解説
FXのリクオートとは?
リクオート(Requote)とは、注文した際の価格で約定されずに、FX業者から別の価格での約定を提示されることをいいます。
例えば、1ドル100円を保有していたとします。
相場が102円になったから利益を確定させようと注文を入れたら、FX業者に拒否されて元の100円を提示されるのです。
このとき、FX業者が提示してくる価格は、希望価格よりも低くなることがあります。
希望価格より低い価格で約定してしまうと、損失につながってしまうので注意が必要です。
リクオートの原因とは何か?
リクオートの原因は、急激な相場変動によって価格変動が大きくなったり、スプレッドが広がったりすることが挙げられます。
通常の取引なら為替の動きよりFXトレーダーの決済の方が早いため、FX市場の動きに対応できます。
しかし、急激な相場変動が発生すると、決済が追いつかずリクオートが提示される状態になるのです。
リクオートが提示されるかどうかは、FX業者によって異なるので注意が必要です。
リクオートを防ぐための方法とは?
FXトレーダーにとって損失につながる可能性が高いリクオート。
そんなリクオートを防ぐ方法は2つあります。
- 指値注文
- 海外FX業者で注文
それぞれ順番に解説していきます。
指値注文
リクオートを防ぐには指値注文が効果的です。
指値注文とは、あらかじめ価格を指定して注文する方法をいいます。
希望の決済額を決めておけば、希望価格以上でしか決済されなくなるので、リクオートを提示されなくなるでしょう。
ただし、頻繁にリクオートを行っているFX業者は、指値注文であってもリクオートを行う可能性があるので注意が必要です。
また、指値注文は約定しにくく、短期間で行うFX取引には不向きです。
このように、指値注文にはリクオートを防ぐ効果はありますが、デメリットもあるため完全に防ぐのは難しいでしょう。
海外FX業者で注文
海外FX業者は「リクオートは一切発生しない」と明言しているところが多いです。
なぜなら、海外FX業者はNDD取引と呼ばれる、インターバンク市場の金融機関と直接取引をしているためです。
インターバンクとは、金融機関などの限られた参加者だけが取引をしている、為替市場のことをいいます。
為替市場と直接取引しているため、FX業者とFXトレーダーの間で、高い透明性が形成されています。
その結果、FX業者とFXトレーダーの間にリクオートなどの約定拒否は一切発生しないのです。
また、ゼロカットシステムを導入しており、急に相場変動しても口座残高以上の損失が回避できます。
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リクオートと混同しやすい2つの取引状態とは?
リクオートには、混同しやすい2つの取引状態があります。
- オフクオート
- スリッページ
それぞれ順番に解説していくので、確認しておきましょう。
オフクオート
オフクオートとは、FXトレーダーの希望額の価格が市場になかったときに、その注文は約定しないことをいいます。
オフクオートは希望額の取引量が少ない場合に発生しやすいです。
リクオートとの違いは、オフクオートはFX業者から価格を提示されずに、注文が流れるだけという点です。
オフクオートになっていると注文自体が表示されないため、リクオートと見分けやすくなっています。
スリッページ
スリッページとは、注文を出した時とずれた価格で約定してしまうことをいいます。
発生原因はFXトレーダーが注文を入れてから、FX業者の取引システムで決済されるまでの若干のタイムロスです。
特に、相場が急激に変動していると発生しやすくなります。
この点はリクオートと酷似しています。
しかし、リクオートは別の価格を提示されますが、スリッページはずれた価格で約定してしまう点に注意が必要です。
まとめ:リクオートを賢く回避しながらFX取引をしよう
リクオートとは注文した際の価格で約定されずに、FX業者から別の価格での約定を提示されることをいいます。
基本的に、FXトレーダーの希望額と同等かそれより低い金額を提示されるため、リクオートが発生すると損をする可能性が高くなるのです。
リクオートを防ぐには、指値注文か海外FX業者で取引するかの2種類があります。
しかし、指値注文にはデメリットもあるので、海外FX業者でのFX取引をおすすめします。
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